鮮魚コーナーで「キハダマグロ」を見つけました。
体長50cmくらいの小ぶりな姿ですが、なぜか猛烈にアピールされた気がして買ってしまいました。
小さなマグロなので赤身の刺身を楽しむつもりでしたが、1匹まるごと買いました。
そこで、キハダマグロの美味しい食べ方4選を紹介します。
とくに食べてみて感動したのは「血合い」の部分です。
生臭さを感じるのできらいな人も多いと思います。
とろこが、レバ刺しのような味でとても美味しいのです!!
今回は血合いの部分も含めた、キハダマグロの美味しい食べ方4選を紹介します。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
(じつは平日も狙っています)
キハダマグロってどんな魚?
マグロの種類いろいろありますが、最も大きいのがクロマグロ(本マグロ)です。
体長3m、体重400kgを超える大きなマグロです。
これに対してキハダマグロは体長2.39m、体重200kgぐらいの中型のマグロです。
キハダ(黄肌)の名のとおり、ヒレの色が黄色いのが特徴です。
カツオと同じく季節的な南北の回遊を行いますが、初マグロや戻りマグロという言い方はしませんね。マグロの種類によって旬の季節が違うからですかね。
キハダマグロの旬は7~8月なので、今回買ったのはまだ子供のキハダマグロですね。
全世界で収穫されるマグロの半分以上が、キハダマグロです。
ツナ缶の材料にもなっています。
日本料理では刺身、焼き物にされ、洋風の料理ではステーキにされることが多いです。
赤身をさっぱりと「キハダマグロのお刺身」
作り方といっても、買ってきたサクを切って盛り付けるだけです。
うっすらとピンク色の赤身がきれいですね。
脂分は少ないので、子供でも安心して食べられますね。
山芋をすりおろして、山かけにするのもいいですね。
あっさりした味わいなので、青シソ等の薬味にも合いますよ。
まるでレバ刺しの「血合いのお刺身」
おまたせしました。この記事で特に書きたかったのが「血合い」です。
捨ててしまうことの多い血合いですが、何と「レバ刺し風」に食べられるのです!
食べやすい大きさに切って、お皿に盛り付けるだけです。
これを、ふつうに醤油で食べるのではありません。
レバ刺しのように「塩・ゴマ油」で食べることがポイントです。
僕は「ゴマ油に塩、醤油、にんにく」をつけて食べました。
ねっとりとした口あたりで、口に入れると溶けていくようです。
そして後からくるゴマ油の風味・・・こ、これはまさしくレバ刺しの味わいです!
焼肉屋さんのメニューからレバ刺しが消えてから、かなりの月日がたちました。
すっかり、レバ刺しの名前も味も忘れていました。。
しかし、キハダマグロの血合いを食べた瞬間に、記憶のトビラからレバ刺しがよみがえりました。これこそ、レバ刺しの代用として最も優秀な素材です!
塩をふって豪快に「カブト焼き」
キハダマグロの頭も、しっかりともらってきました。
さすがに魚焼きグリルに入りそうもないので、半分に割ってもらいました。
この頭部の表面と内側に軽く塩を振って、魚焼きグリルで焼いていきます。
大きくて厚いので時間がかかります。片側7、8分ぐらい焼きました。
見た目が何とも言えませんが、キハダマグロの豪快なカブト焼きです。
解体していくと、小さいですがホホ肉も味わえます。
表面だけをさっと焼いた「マグロステーキ」
さっぱりした味わいのキハダマグロを、レアステーキに仕上げます。
表面を焼くことによって、マグロ本来の風味を引き出します。
バター醤油のソースかかけてコクもアップしますよ。
材料
キハダマグロ…1サク
オリーブオイル…大さじ1
クレイジーソルト…適量
小ネギ…適量
※ソースの材料
バター…大さじ2
オリーブオイル…大さじ1
醤油…大さじ1
材料はとてもシンプルです。小ネギは細かく切っておきましょう。
「キハダマグロのステーキ」の作り方
①キハダマグロのサクに、クレイジーソルトを適量ふりかけます。
②フライパンにオリーブオイルを熱して、マグロを焼きます。
中身まで火をとおす必要はありません。中火で1,2分焼きます。
③裏側も、中火で1,2分焼きます。
④両面を焼いたら、食べやすい大きさに切ります。
おおっ、ちょうどいい感じに中身はレアに仕上がっていますね!
お皿に盛り付けておきます。
⑤バター醤油のソースを作ります。
フライパンに、オリーブオイル大さじ1とバター大さじ2を熱します。
バターがとけたら醤油を入れて、かきまぜます。
⑥マグロステーキのまわりに、フライパンのソースをかけます。
小ネギを散らして完成です!!
子供はそのままで、大人はワサビをつけて食べましょう。
まとめ
今回は夏に旬をむかえる、キハダマグロの美味しい食べ方を4種類紹介しました。
どれも美味しく食べられますが、特におススメが「血合いのお刺身」です。
レバ刺しのタレ(塩・ゴマ油など)につけて食べれば、まさにレバ刺し(風)です。
血合いとレバーが似たような風味とは驚きですね。
しかし、鮮魚コーナーで売っているサクには血合いはついていません。
そして「血合い」だけで売っているのを見たことがありません。
マグロのアラとして売っているパックには血合いが入っていると思いますが、
この血合いはお刺身には適しませんね。
鮮魚コーナーでキハダマグロの血合いがあるか聞いてみましょう。
小ぶりのキハダマグロ見つけたら、1匹買って血合いを入れてもらいましょう。
それにしても、キハダマグロとカツオは姿が似ていますね。
ツルっとした表面と流線形のあたまが似ていますね。
姿だけでなくキハダマグロと初カツオは、どちらもさっぱりした味わいも似ています。
そんな初カツオを美味しく食べるには、こちらの記事を参考にして下さい。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。