猛暑も終わり、秋の気配が近づいてきましたね。
我が家のミニ菜園に生い茂っているバジルも、寒くなってくると枯れてしまいます。
亜熱帯地域では枯れることなく成長する(多年草)ようですが、日本ではバジルは冬には枯れてしまいます(1年草)。
というわけで、バジルが枯れてしまう前に収穫して保存する方法を紹介します。
バジルとは
料理の雰囲気を、がらりとイタリアン風に変えてしまうくらいの爽やかな香りが特徴のハーブです。プランターにタネを植えて、ある程度大きくなったらミニ菜園に移植して育てます。ある程度大きくなったら、パスタやトマト料理を作る時に、バジルの葉を摘み取って料理に使って楽しみます。
夏になると成長著しく、休日の料理で楽しむだけでは消費が追い付かなくなります。
そして秋が深まると葉が固くなり、そのうちに枯れてしまいます・・・
せっかく栽培したバジルです。何とかして保存して、来年まで楽しみたいですよね?
バジルを簡単に保存する方法
バジルの葉は傷みやすく、すぐに変色してしまいます。枝ごと収穫して天日干しする方法もありますが、時間がかかりますし色も黒っぽくなってしまいます。
なので今回は、バジルの葉を簡単に保存するために、やさしく洗った後に電子レンジで一気に乾燥させる方法でいきます!
必要なものは「電子レンジ」「キッチンペーパー」です。
子供たちと一緒に収穫して乾燥バジルを作れば、料理に使った時に一層美味しく感じられますよね。
1.バジルを枝ごと切って収穫します。
2.枝からバジルの葉を摘みます。そして優しく洗います。
3.キッチンペーパーでバジルの葉の水分を取ります。
ここでしっかりと水分を取ると、電子レンジでの乾燥時間が節約できます。
4.電子レンジにキッチンペーパーを敷き、バジルの葉を重ならないように並べます。
並べたバジルの葉の上に、さらにキッチンペーパーを乗せます。
5.電子レンジで1分10秒ほどチンします。
6.キッチンペーパーを裏返しして、もう一度電子レンジで1分10秒ほどチンします。
キッチンペーパーを丸めながら裏返しすると、バジルの葉が落ちにくいです。
7.上に乗せたキッチンペーパーを取ると・・・・乾燥バジルの出来上がりです!
ジップロックなどのチャック付きのビニール袋に入れて保存します。
簡単な手順ですね。収穫したバジルを洗ってから水分を取ってチンするだけです。
キッチン中がバジルの香りに包まれますよ。
大量のバジルの葉を電子レンジでチンしていきます。中には乾燥の悪い葉も紛れていますので、よく乾燥された葉だけを保存するようにしましょう。
乾燥の悪い葉も一緒に保存すると、カビてしまうこともありますので気を付けましょう。
乾燥バジルの利用方法
せっかく作った乾燥バジル。ピザに乗せたりパスタに入れたり、色々な料理に使えます。ここでは使い方の1つとして、「ポークソテーのバジル風味」を紹介したいと思います。
「ポークソテーのバジル風味」の材料
・豚肉とんかつ用…3枚
・乾燥バジルの葉…10枚
・にんにく…1かけ
・塩…小さじ1/2
・オリーブオイル…大さじ3
・胡椒…少々
「ポークソテーのバジル風味」の作り方
1.豚肉はすじ切りして、表面に包丁で何か所も穴をあけます。
にんにくはすりおろします。
2.タッパなどの容器に豚肉、にんにく、塩、オリーブオイル、胡椒を入れます。
3.乾燥バジルの葉を手でつぶして粉々にしながら、豚肉の上にまぶします。
全体がなじむように、少し混ぜてます。その後、10分くらい置きます。
4.フライパンを熱し、タッパの中身をフライパンに入れて焼きます。
5.豚肉の両面がこんがり焼けたら出来上がりです。
味を見て必要ならば、塩・胡椒を追加します。
バジルの香りが食欲を誘う「ポークソテーのバジル風味」の出来上がりです。
(この写真では付け合わせとして、キノコを炒めました)
今回は豚肉を使いましたが、白身魚を使っても美味しくできますよ。
まとめ
今回はミニ菜園のバジルを救え!というミッションで、バジルを簡単に保存する方法を紹介しました。せっかく栽培したバジルを、夏だけでなく冬にも楽しむことができますね。
ハーブの保存というと難しそうですが、実は電子レンジで乾燥すれば簡単ですよね。
休日にでも家族でバジルを収穫して、乾燥バジルを作ってみてはいかがでしょうか?
そして紹介したレシピのように、手作りの乾燥バジルを使った料理を作って、
秋の休日を家族で楽しみましょう。