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オーブンが無くても大丈夫。魚焼きグリルで作るローストポークの作り方

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何故か無性にお肉を食べたくなる時ってありませんか?
それも豚肉・・・薄切り肉じゃなくて、がっつりとかたまり肉を食べたい時ってありますよね。そんな時は思い切って豚かたまり肉を美味しく焼きましょう。

簡単に焼くと言っても、かたまり肉は火が通りにくいです。
お肉の外側だけ丸焦げで内側は生焼けだったら食べられません、豚肉ですから。

奥さん
奥さん
そうそう、めんどうだから茹でちゃいましょっ。
みっく
みっく
そーじゃなくて、肉のうまみを閉じ込めて焼きたいんだよ。

ちなみにローストポークだけでなく、焼き豚にしても美味しいですよ。

完成した焼き豚を撮影した写真
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かたまり肉をこんがり焼く方法として、普通に考えるとオーブンを使う方法があります。
オーブンがあれば温度調整も調理時間も設定できるので便利ですね。
ではオーブンが無い場合はどうしたらいいいでしょうか。
オーブンのように密閉して過熱できる器具・・・ありました。それは魚焼きグリルです!
魚焼きグリルを小型のオーブンのように使えば、かたまり肉もこんがりと美味しく焼けますよ。

ちなみに我が家のコンロはガスですので、ガスコンロの魚焼きグリルを使用した方法になります。IHクッキングヒーターで作ろうとする場合、調理時間は焼き加減を見ながら調節してください。

 

 

魚焼きグリルとは

もはや説明の必要が無いと思いますが、キッチンのコンロに内蔵されている魚を焼く部分ですね。水が必要か、焼き方によって4つのタイプに分けることができます。

グリルの底に水を入れる 片面焼き 両面焼き
グリルの底の水は不要 片面焼き 両面焼き

 

・グリルの底に水を入れる:片面焼き / 両面焼き
最近は水が必要なタイプは見かけないようですね。焼いた魚の油が、熱せられたグリルの底に落ちると危ないから水を入れておけばOKという構造です。魚を焼くたびにグリルが油まみれの水の処理が発生しますので、とても面倒です。

片面焼き、両面焼きの違いは文字通り、片面づつ焼くか同時に両面焼くかです。
片面焼きは魚をひっくり返す必要がありますが、両面焼きは表側が焼ければ裏側も焼け上がっています。便利ですが僕は見たことないです。落ちた魚の油が燃えないのか、個人的には興味がありますね。

・グリルの底の水は不要:片面焼き / 両面焼き
焼いた魚の油が、熱せられたグリルの底に落ちても大丈夫だから水は不要という構造です。
水は入れなくても、結局は焼いた魚の油がグリルの底に落ちますので掃除は発生します。
サンマや干物を焼くときは仕方ありませんが、切り身魚を焼くときはアルミホイルを網に敷いて、そのホイルの上で焼くようにしています。これならホイルを捨てるだけなので、片付けが簡単です。

片面焼き、両面焼きの違いは・・・これは上記の説明と同じです。

我が家の魚焼きグリルは「グリルの底の水は不要:片面焼き」でしたので、
これを使用した作り方を説明します。

 

材料と必要なもの

材料
・豚肩ロースかたまり肉…1本(500gぐらい)
・しょう油…大さじ6
・ニンニク…2片
・さとう…大さじ2
・料理酒…大さじ2
・みりん…大さじ2
・塩…小さじ1/2
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…1/2本
・ローズマリー…2本
・オリーブオイル…少々

必要なもの
・直火可能な耐熱皿
・ジップロックなどのビニール袋

材料はごく一般的で、キッチンにあるものでそろうと思います。
ニンニクはおろし器ですりおろしておきます。
玉ねぎはくし切りにします。にんじんは食べやすい大きさで乱切りにしておきます。

絶対に必要なものは直火可能な耐熱皿です。魚焼きグリルの直火で焼き上げていきますので、高温に耐えられる皿もしくはグリルパンが必要です。
グラタンを作るときに使う「オーブン可能の皿」は使ってはダメです。
オーブンで焼く温度は200℃くらいですが、魚焼きグリルの直火はもっと高温になるので割れてしまいます。

そこで我が家では、伊賀焼窯元:長谷園さんのオーバルプレート(大サイズ)を使用しております。このオーバルプレートはかなり優秀でして、ステーキや焼肉ライス等はこのプレートで料理してそのまま食卓に持って行けます。
しかも保温性が高いので熱々で食べられますよ。


こんがり焼いたローストポークの作り方

1.豚肩ロースかたまり肉の下準備
豚肩ロースかたまり肉に、フォークなどでさして穴をあけます。包丁で筋のあたりに切れ目を入れます。下味をなじみやすくするのと、柔らかく焼き上げるためです。

2.下味の材料を用意する
ジップロックなどのビニール袋に、しょう油、ニンニク、さとう、料理酒、みりん、塩を入れます。よく混ぜてさとうを溶かします。

3.豚肩ロースかたまり肉を漬け込む
下味の材料を入れたビニール袋に、豚肩ロースかたまり肉を入れます。
ビニール袋を閉じて、下味がお肉につくように、よ~く揉みます。
このまま半日ほど漬け込んで、味をしみこませます。

しょう油、ニンニク、さとう、料理酒、みりん、塩に豚肩ロースかたまり肉を漬け込む写真豚肩ロースかたまり肉に下味をつけます

4.魚焼きグリルで焼き始める。
魚焼きグリルに火をつけます。直火可能な耐熱皿にオリーブオイルを塗って、ローズマリーを置きます。

耐熱皿にオリーブオイルを塗って、ローズマリーを置いた写真耐熱皿にオリーブオイルを塗って、ローズマリーを置きます

下味をつけた豚肩ロースかたまり肉をお皿に乗せて、お肉の周りに玉ねぎとにんじんを置きます。

下味をつけた豚肩ロースかたまり肉をお皿に乗せた写真下味をつけた豚肩ロースかたまり肉をお皿に乗せます

グリル内の直火でお肉が焦げるのを防ぐために、アルミホイルをお皿にかぶせます。

アルミホイルをお皿にかぶせた写真焦げ防止でアルミホイルをお皿にかぶせます

お皿を魚焼きグリルに入れて、弱火にして20分焼きます。

20分経過したらお皿を取り出して、お肉を裏返します。
さらに20分、弱火で焼いて出来上がりです。

焼き上がりのローストポークの写真ローストポークの焼き上がり

お肉を切ってみると・・・おおっ、お肉の中までちょうど火が通っていますね。

お肉の中までちょうど火が通っている写真お肉の中まで火が通っていますね

じゅわっと肉汁溢れる、ローストポークが焼きあがりました。

ローズマリーとニンニクが香るローストポークの写真ローズマリーとニンニクが香るローストポークの出来上がり

ローズマリーとニンニクの香りに誘われて、子供たちとやってきました。

子供A
子供A
おいしそうなにおい。やった~お肉だ。
子供B
子供B
早く食べよう、早く食べよう。

待ちきれずに食べてしまいましたが、柔らかくておいしいです。
これは・・・赤ワインにぴったりですね。

後で気が付いたのですが、焼き上がりをすぐに食べるのではなくて、
しばらくお皿のままお肉を休ませるとお肉と肉汁が落ち着いて更においしくなるようです。

今回はオーブンのように密閉して過熱できる器具として魚焼きグリルを使いました。
魚焼きグリルの内部はかなりの高温になるので、耐熱皿は使えません。
そこで伊賀焼窯元:長谷園さんのオーバルプレートを使いましたが、魚焼きグリル内部の高温にも耐えて、焼き上げた後そのまま食卓に出せる便利なプレートでした。
ステーキや焼肉ライス等はこのプレートで料理してそのまま食卓に持って行けます。
保温性抜群で食卓の上でも、ジュージューと熱々を楽しめますよ。

まとめ

無性にかたまり肉が食べたくなって、ローストポークを作ってみました。
オーブンが無くても、魚焼きグリルを使えばオーブンを使った料理ができますね。

オーブンとの違いは大きさと温度設定ですかね。
魚焼きグリルはオーブンよりも小さいので、チキンの丸焼きとかはさすがに無理なので
小さめの料理に適していますね。
また、直火なのでオーブンに比べて高温になりますのでオーブン用の耐熱皿は使えません。
直火用の耐熱皿を使用してください。
魚焼きグリルを有効に使って、美味しい料理を楽しみましょう。

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