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耳掛け式ヘッドフォンが壊れた!イヤーパッドを交換してみました

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最近時間を見つけて、ゲームマシンでバイオハザードシリーズを楽しんでいます。
バイオハザード0、バイオハザード4などは昔のゲームでプレイする機会がありませんでしたが、HDリマスター版がsteamで楽しめます。いい時代になりました。

基本的に夜、子供達が寝てから同じ部屋にあるゲームマシンを起動して楽しんでいます。
さすがに子供が寝ているので、ゾンビのうめき声を大音量でプレイできません。
そこで、パナソニック製の耳掛け式のヘッドフォン「RP-HZ47」を使っています。

奥さん
奥さん
みんなが寝てからゲームしていたの?
みっく
みっく
steamでカプコンのソフトがセールだったんだよ。

耳掛け式のヘッドフォンなので、プレイしていても大音量でなければ周囲の音も聞こえます。子育て世代でひそかにゲームを楽しむには、必須のアイテムです。

ところがこのヘッドフォンですが、イヤーパッド(耳にあたるスポンジの部分)が破れてしまいます。5年位前にもイヤーパッドが破れたので新品に交換しましたが、やはり使っていると破れてしまいました。

そんなに高いヘッドフォンではありませんが、スポンジが破れただけで音楽は聞こえます。
そこで破れたイヤーパッドを交換してみました。交換時間は15分くらいでヘッドフォンがよみがえるので、みなさんも参考にしてみてください。

記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当

 

耳掛け式のヘッドフォン「RP-HZ47」の分解方法

これがパナソニック製の耳掛け式のヘッドフォン「RP-HZ47」です。

 

10年位前に最初に買ったヘッドフォンですが、今でも販売しているんですね・・・
音質がそれほどいいというわけでもなく音漏れも気になりますが、何と言ってもシンプルなデザインで軽いのが特徴です。
今どき有線タイプかよと思われがちですが、ゲームマシンの目の前に座ってプレイしているので全く不満は無いです。むしろBluetoothタイプは無くしてしまいそうですし、カナル式は耳が痛そうなのでこれを使っています。

さて、こちらがイヤーパッドが破れたヘッドフォンです。
不思議なことに破れる時は、左右ほぼ同時に破れるんですよね・・・

イヤーパッドが破れたパナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」を撮影した写真。両方ともイヤーパッドが破れています。

イヤーパッドはヘッドフォン本体とカバーに挟まれているので、最初にカバーをはずしましょう。イヤーパッドだけはずして交換できると思ったのですが、耳に掛ける部品の根元がうまくはずれませんでした。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」の耳掛け部分のイヤーパッドを撮影した写真。耳にかける部品の根元のスポンジがはずれませんでした。

この記事では、破れたイヤーパッドをはずすためにヘッドフォンを分解します。分解はかなり力を込めて強引にカバーをはずすことになります。

奥さん
奥さん
破れたイヤーパッドがキレイにはずせたら、分解しなくてもいいよね?
みっく
みっく
うん。新しいイヤーパッドをヘッドフォンにセットすればOKだよ。

やみくもにマイナスドライバーを突っ込んでカバーをはずしましたが、
この写真のように3ヵ所のツメで固定されています。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」のカバー裏のツメの場所を説明した写真。ツメの位置は左右対象になっています。

ツメの場所を意識しながら、マイナスドライバーを使ってカバーをはずしましょう。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」のカバーを外している写真。とにかく固くて、カバーをはずす作業が一番大変でした。

小さいヘッドフォンと格闘して、ようやく左右のカバーをはずしました。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」本体と、とりはずしたカバーを撮影した写真。固かったですが取りはずせる設計とは、さすがにパナソニック製ですね。

では、ヘッドフォンの大きさを調べてみましょう。直径は約3.5cmでした。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」本体の大きさを計測して約3.5cmであることを説明している写真。交換するイヤーパッドの大きさも、約3.5cmということになります。

 

新しいイヤーパッドに交換する方法

ネットでさがしてみたところ、ちょうどよさそうなイヤーパッドを見つけました。

注文して翌日には配送されました。素晴らしく早い対応ですね~

交換用イヤーパッド イヤークッション 35mm MDR-Q55 MDR-Q21LP対応 10個セットを撮影した写真。

10個セットなので、もし交換に失敗しても余裕がありますね。
では新しいイヤーパッドを、ヘッドフォン本体にかけてみましょう。
ところがイヤーパッドの穴が小さすぎて、ヘッドフォン本体が入りません・・・

イヤーパッドの穴が小さすぎて、ヘッドフォン本体が入らないことを説明した写真。う~ん。さすがにイヤーパッドの穴が小さすぎですね。

一瞬返品が頭をよぎりましたが、小さいの穴を大きくすればOKだと気がつきました。

イヤーパッドの小さい穴をハサミで切って広げて、ヘッドフォン本体にセットすることを説明した写真。切りすぎを防ぐために、少しずつ直径を大きくしていきました。

ハサミで穴を大きくしたイヤーパッドを、ヘッドフォン本体にセットしました。
少しサイズが小さいかな?と思いましたが、セットしてみるとぴったりでした。

イヤーパッドの小さい穴をハサミで切って広げて、ヘッドフォン本体にセットした写真。スポンジは伸縮性があるので、大きさの多少のズレは問題ないですね。

イヤーパッドをセットしたら、カバーを元にもどします。
カバーは右用と左用が形が違うので、間違えないように気をつけましょう。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」本体と、元にもどすカバーの場所を説明した写真。ヘッドフォン本体も、配線の色が右と左で分かれています。

ヘッドフォンの配線にはストッパーがついています。
このストッパーを本体の切り込みにかけます。
カバーにも配線を通すくぼみがあるので、ここに通します。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」の配線のストッパーをセットする方法を説明した写真。ストッパーを本体の内側に入れましょう。

カバーで配線をはさまないように注意して取りけけます。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」のカバーを取り付けている写真。カバーを元にもどして軽く抑えると、パコっとはまりました。

先ほどのカバーをはずす時の大変さは何だったの?というくらい、軽くはまりました。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」のカバーを取り付けおわった写真。見た目はいい感じに直りました。

新品に交換したイヤーパッドです。見た目も新品に復活したようです。

パナソニック製のヘッドフォン「RP-HZ47」のイヤーパッドを撮影した写真。耳に当てるイヤーパッドも新品になりました!
みっく
みっく
ヘッドフォンのカバーをはずすのが一番大変だったよ。
奥さん
奥さん
10個セットであと8個残っているから、あと15年位はなおせるね♪

今後のために、耳掛け式ヘッドフォンを調べてみました

イヤーパッドの交換が終わりましたが、現在販売中の耳掛け式ヘッドフォンを調べました。ヘッドフォン形式としては「開放型」と呼ばれるらしいですが、なかなかの絶滅危惧種ですね・・・耳の中に入れるカナル式が一般的のようですが、これはヘッドフォンではなくイヤホンに分類されますね。

名 前 コード長 / 重さ 仕 様
<Panasonic>
RP-HZ47
銀、黒、白、
青、赤(全5色)
1.0m / 約23g 音圧感度:102dB/mW
インピーダンス:20Ω
再生周波数帯:14~24,000Hz
<audio-technica>
TH-EQ500
赤、青、ピンク、
その他(全5色)
1.2m / 約22g 音圧感度:103dB/mW
インピーダンス:20Ω
再生周波数帯:16~24,000Hz
<JVCケンウッド>
HP-AL102
黒、白、その他
(全11色)
0.8m / 約29g 音圧感度:106dB/mW
インピーダンス:32Ω
再生周波数帯:12~24,000Hz
<KOSS>
KSC75
黒(全1色) 1.2m / 約43g 音圧感度:101dB/1mW
インピーダンス:60Ω
再生周波数帯:15~25,000Hz

 

メカ―的には4社が販売されていますが、どのヘッドフォンも似たような仕様でね。
ところが「KOSS製KSC75」だけは、インピーダンスが60Ωと高くなっています。 

奥さん
奥さん
インピーダンス?また聞きなれない言葉だねぇ・・・
みっく
みっく
回路の電気抵抗だったね。オームの法則とか懐かしいね。

調べてみるました・・・インピーダンスが高いヘッドフォンは、ノイズが少なくて音質が高いのがポイントでした。
インピーダンスが高いと抵抗が大きくなるので電流が流れにくくなって、小さな雑音やノイズはカットされるということですね。今使っているパナソニック製のRP-HZ47 がダメになったら、KSC75を試してみましょう。

まとめ

今回は、耳掛け式ヘッドフォンのイヤーパッドの交換方法をまとめました。
たかがスポンジですが、あるのとないのでは耳の負担がちがいますね。
やっぱりスポンジがあったほうが、長い時間つかっていても耳が疲れないです。

破れたイヤーパッドがはずれなくてカバーを取りはずして交換しましたが、
上手にイヤーパッドがはずれれば分解は必要ないと思います。
まずは分解する前に、破れたイヤーパッドがはずれるかを確認してください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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