我が家で使っている食洗器は、パナソニック製のNP-BM1です。
2007年から使っている、我が家のキッチンに無くてはならない存在です。
ざっと15年は使っているので、メンテナンスが必要です。
最近になって気になるのが、洗浄力が落ちてきたなという点です。
以前「ポンプの弁にゴミが詰まって排水しなくなる」不具合は直しましたが、ポンプ自体は元気に動いています。
ポンプが元気なのに洗浄力が落ちたということは、食器にかかる温水の勢いが弱くなったということですね。ポンプからの温水は食洗器内部にある、数か所の温水の吹き出し口から出てきますが、セパレータ(分水弁)が劣化すると温水の勢いが弱くなります。
この記事では、パナソニック製の食洗器NP-BM1のセパレータ(分水弁)交換方法をまとめました。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
食洗器内部の底カバーのはずし方
まずは、交換するセパレータ(分水弁)を用意しましょう。
※amazonでは売っていませんでした・・・楽天市場では取り扱っています。
作業を始める前に、食洗器に接続された給水ホースの元栓を閉じましょう。
食洗器のドアを開けて、食器を取り出しましょう。
食器をのせる上下のカゴを取り出します。
下段の、左右2個の温水の吹き出し口を取りはずします。
ツメで固定されているだけなので、手でパカッとはずせます。
上段の温水の吹き出し口を固定している、ネジをはずします。
灰色の温水パイプを固定している、ネジ2個をはずします。
灰色の温水パイプは、右下のツメで固定されています。
ツメを押しながら、灰色の温水パイプを取りはずします。
底カバーを固定しているネジをはずします。
場所によってネジの長さが違います。
底カバーを取りはずします。赤丸のツメが緑色の穴で固定されているので、マイナスドライバーでツメを押しながら取りはずします。
セパレータ(分水弁)の交換方法
底カバーをはずすと、セパレータ(分水弁)が見えます。
セパレータ(分水弁)は手でつまむと簡単に取りはずせます。
古いセパレータと新しいセパレータを、比較してみましょう。
古いセパレータの方が使用感がありますね・・・まぁ15年間も動いていたんですからね。
古いセパレータをはずした場所に、新しいセパレータをいれます。
注意点としては、古いセパレータと同じ向きに入れましょう。
せっかくなので、はずせそうな部品をはずして掃除することにしました。
洗剤を入れる部分を固定している、ネジ2個をはずします。
洗剤を入れる部分を、とりはずしました。裏側に何かがついています・・・
はい、まさかの溶けきらずに蓄積した食洗器の洗剤でした!!
底カバーの温水用のパイプのなかもよく見て、小さいゴミがあったら取り除きましょう。
食洗器内部の底カバーの戻し方
よく洗った底カバーを食洗器に取り付けます。右下のツメも固定しましょう。
底カバーをネジで固定します。
場所によってネジの長さが違うので、取り付ける場所に注意しましょう。
灰色の温水パイプをはめます。右下のツメも固定しましょう。
ネジ2個で固定します。
上段の温水の吹き出し口を、ネジで固定します。
下段の、左右2個の温水の吹き出し口をはめこみます。
食器をのせる上下のカゴを元に戻して終了です。お疲れ様でした。
では早速「標準コース」で運転してみます。おや?動きません・・・
給水しなくて一瞬焦りましたが、給水ホースの元栓を開き忘れていました。
食洗器の窓から見ると、セパレータの交換前よりも温水が勢いよくふき出ています。
古いセパレータは温水吹き出し口の切り替えで、少し漏水していたのかもしれません。
(庫内側の漏水なので、水びたしになることはありません)
まとめ
今回は、パナソニック製の食洗器「NP-BM1」のセパレータ(分水弁)の交換方法を紹介しました。15年も使っていれば、プラスチックやパッキンが劣化していくのでメンテナンスは必要ですね。
前回交換した「ドアセンサーのマイクロスイッチの交換」を比べると簡単な手順です。
それよりも、何となくはずした洗剤入れの裏側に「溶けなかった長年の洗剤が蓄積していた」のに驚きました。普段はそれほど食洗器を掃除することは無かったので、定期的に掃除しようと決意しました。
あと何年この食洗器が使えるかわかりませんが、少しでも長く使っていきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。