あっという間に夏が終わってしまいました。
季節は夏から秋に急ぎ足で変わろうとしています。
今年の夏も、頑張って子供達を海水浴に連れて行きました。
遠い海ですが、楽しかった思い出と共に子供たちの記憶に刻まれたことでしょう。
さて楽しかった海水浴ですが、いろいろなものが壊れました・・・
まずは奥さんのサンダル。ビーチに踏み入れた瞬間にベルトがはずれました。
次に子供のサンダルです。靴底の親指部分に穴があいたらしく、ビーチを歩くと親指だけ熱いと苦情を言ってきます。
最後にフロートが壊れました。空気入れの中弁がはずれたので、空気が漏れてしまいます。これだけなら簡単になおるのに、無理してコンプレッサーで空気を入れ続けたのでフロートが破裂しました・・・
季節が夏から秋に変わり、夏の思い出と共に壊れたアイテムが残されました。
このまま物置に入れてしまうと次の夏まで忘れ去られるので、修理することにしました。
なおすといってもシューグーを使えば、簡単に直せてしまいます。
実際に修理してみようという人は、自己責任でお願いしますね。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
ベルトがはずれた女性用サンダルのなおし方
ビーチに足を踏み入れた瞬間に、奥さんのサンダルが壊れました・・・

よくよく見てみるとベルトがはずれたのではなく、ソール自体がはがれかかています。
ソールがはがれたので、ソールに接着してあったベルトの根元もはがれたようです。

加水分解のようなので長年使っていたので寿命ですかね。
それにしても片足側だけソールがはがれるなんて不思議ですね・・・
と思ったら、やはり両方ともダメでした。

加水分解なので寿命だと思いますが、シューグーを使ってソールを接着してなおします。

・シューグーは衣服に着くと取れません。汚れてもいい服装にしましょう。
・シューグーをぬり広げるには、濡らした割り箸を使いましょう。
・乾いた割り箸だとシューグーがくっついてぬりにくいです。
ソールの汚れを落としてから、シューグー(黒色)を濡れた割り箸でぬっていきます。

はずれたベルトの根元にも、シューグー(黒色)をぬって接着します。

左右両方のソールとベルトを、シューグー(黒色)で接着しました。

ソールやベルトがしっかり圧着するように、重石を置いて放置します。

1晩放置しました。シューグーが乾いて、ベルトとソールがしっかりと接着されています。

あとは重石でぺったんこになったベルトを戻すために、1升瓶にさしこんで1晩放置しました。


では実際に、なおったサンダルを履いてもらいましょう。

穴のあいた子供用サンダルのなおし方
次は穴のあいた子供サンダルをなおします。
右足の親指部分の底に、穴があいています。左足は穴こそあいていませんが、だいぶすり減っています。

右足の穴にシューグー(黒色)をぬります。

サンダルの内側を見ると、底から塗ったシューグーが盛り上がっています。
このまま乾かすと、サンダルを履いた時に盛り上がった部分が気になりそうですね・・・
内側からもシューグーを少し塗って平らにしましょう。

子供2人のうち、子供Bだけのサンダルに穴があくなんて不思議ですね。
そう思って子供Aのサンダルを見てみると、しっかりと穴があいていました・・・・

約1日シューグーを乾燥させて、修理の完成です!

子供B用のサンダルの、穴のあいていた場所です。

子供B用のサンダルの内側です。穴をうめたシューグーが平らに整形されています。

子供A用のサンダルは、シューグー(自然色)を使ってなおしました。

子供A用のサンダルの内側も、しっかり穴が埋まって平らになっています。

なおった子供サンダルを履いてもらいました。履き心地も大丈夫だそうです。

破裂したフロートのなおし方
最後にフロートをなおします。上から見ると壊れていないようですが・・・

裏を見ると、しっかりと破れています。空気入れの中の中弁もはずれています。

空気入れの中に黒いゴムでできた「中弁」がありません。
黄色枠の空気入れの中には「中弁」が入っています(こちらが正常です)。

中弁はフロートの内側に転がっていました・・・
(破れた場所から取り出しました)

こちらがフロートの破れた部分です。けっこうヒドイですよね。

まずは「中弁」からなおしていきましょう。「中弁を」フロートの内側から空気入れに差し込んで、ストッパーを穴に固定するだけですね。

「中弁」をフロートの内側に入れて、ラジオペンチで中弁の軸を引っ張ってみました。
しかし、中弁は穴に固定できませんでした・・・

どうやら中弁を固定する穴もビニール製なので、軸を引っ張るだけじゃダメみたいです。
穴の左右の部分をピンセット等で固定しながら、軸を引っ張る必要がありました。

ピンセットで穴の左右の部分を押えつつ、ラジオペンチで中弁の軸を引っ張ります。
軸のストッパーが穴に固定できればOKです。

ようやく空気入れの中に「中弁」が固定できました。

次はフロートの破れた部分をなおしていきます。

濡れた割り箸でシューグー(自然色)をぬって、破れた部分を接着します。

破れた部分が大きすぎて、1回で全てを接着できそうにないです・・・
せっかくシューグーで貼り付けても、自重ではがれてしまいます。
あきらめて、半分づつ接着していくことにしました。

約1日ほど乾燥させて、残りの半分もシューグー(自然色)を塗って接着しました。

シューグーが完全に乾いたので、フロートに空気を入れて使えるか試してみます。

手動ポンプでフロートに空気を入れました。
空気が漏れることもなく、DIY修理は成功のようです。

空気入れの中にとりつけた「中瓶」です。
しっかりと空気を漏れを防いでくれています。

空気を入れ過ぎて、破れてしまった部分です。
シューグーは乾くとゴムになるので、破れたフロートの修理には最適です。

こわれたフロートのDIY修理が完了しました!
実際に海で使ってみるのは来シーズンですが、きっと大丈夫でしょう。

まとめ
今回はこわれてしまった夏のアイテムの修理方法を紹介しました。
なおすのに使ったのはシューグーのみでした。シューグーは本来すり減った靴底用なのですが、アイディア次第でいろいろな物に使えます。
今回なおしたフロートですが、けっこうお値段するのでなおせてよかったです。
シューグーを使うに時は、次の注意点に気を付けてくださいね。
・衣類に着くと落ちません。ボロい服を着て作業しましょう。
・有機臭がキツイです。換気に気をつけましょう。
・濡れた割り箸を使ってぬり広げましょう。
トライする人は、自己責任で頑張ってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。