気がつけば、季節は秋から冬に変わろうとしています。
今年の夏も暑かったですが、終わってみればあっという間でしたね。
この夏に海水浴に行ったのですが、いろいろな物がこわれました・・・
ほとんどは自分でDIY修理しました。
しかし1つだけ自分でなおせないものがありました。
それは腕時計です。それもオメガ製のスピードマスターがこわれたのです!
どうやってこわれたかというと、腕につけたまま海に入ってしまったのです。
ランチの時に時間を見ようと腕につけて、食後に外すのを忘れたのです。
使い続けて20年のスピードマスターで、1回もオーバーホールしたことはありません。
とうの昔に防水性は失われたのだと思います。
さすがにスピードマスターをDIY修理する勇気はありません。
そこで時計屋さんへ修理に出すことにしました。
どのお店に出すか迷ったすえに「リぺスタ」というお店に修理を依頼しました。
ネットで申し込めるうえに無料の見積りキットが配送されてくるので、梱包して郵送するだけという便利さでした。
そしてしっかりと修理されて、スピードマスターが帰ってきました。
この記事ではオメガやロレックスといったお高い腕時計を、「リぺスタ」に修理やオーバーホールを依頼する方法を紹介します。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
海水浴でサビついたスピードマスターの状態
では、こわれたスピードマスターを見てみましょう。
腕につけているとガラス表面が曇ってきます。
ためしにストップウォッチをONしてみたら、OFFしても針が止まらなくなりました。
どうしたものかと悩んでいるうちに、今度はリューズが動かなくなりました!
この時点で、海水がスピードマスターの内部に入ったのでサビついていると認識しました。
海水の塩分ってスゴイですねぇ。
スピードマスターは防水性があるはずなのに、なぜ海水が内部に入ったのでしょうか?
おそらく20年も使っていて1回もオーバーホールに出したことが無いからですね。
ゴムとかパッキンの防水性は、とうの昔に失われていたのでしょう・・・
こわれたスピードマスターを見積りに出す方法
車が故障したらディーラーに行くように、スピードマスターがこわれたらオメガ正規店に持っていくのがふつうですね。
しかし近所にオメガ正規店というのは無かったので、ネットで調べてみました。
すると「最低価格 ¥256300」というのが見つかりました・・・
最低でも25万6千3百円かかるそうです。
「付加価値税(VAT)含む」と書かれています。いったいいくらぐらいが付加価値税なんでしょうねぇ・・・
オメガ正規店に修理依頼するのは、ちょっと手が出ませんね。
そこで修理専門のお店を探してみると、「リペスタ」というお店が見つかりました!
ネットで申し込みできて、見積りは無料でした(これはあたりまえですね)。
で、実際に時計を見なければ金額を見積もれないのですが、申し込むと「無料見積り配送キット」が送られてくるようです。
これで時計を送って見積りしてもらい、金額に納得すればそのまま修理してもらえます。
オメガ正規店では最低価格が256,300円でしたが「リぺスタ」ではいくらでしょうか?
そこで見積りを申し込んでみました。
時計の修理なら【リペスタ】
ホームページ右上の「今すぐ無料見積り」をクリックします。
無料見積り配送キット入力フォームに、名前やメールアドレスを入力します。
入力したら「見積り依頼」をクリックします。
「見積り依頼」をクリックすると、入力したメールアドレス宛に自動応答のメールが来ます。
実際に無料見積り配送キットが発送されると、メールも届きます。
2022年8月16日に見積り依頼を出して、2022年8月22日に「無料見積り配送キット」が届きました。お盆の時期に依頼を出したので少し遅れたようですが、通常でしたら2、3日ぐらいで届くと思われます。
「無料見積り配送キット」の中身です。スピードマスターを梱包するクッション材と、郵送に使う着払い伝票も同封されています。
厚いクッション材でスピードマスターを梱包します。
クッション材で梱包したスピードマスターを、配送用の袋に入れます。
配送用の袋は粘着シールで封印します。
ちょっと心配だったので、ビニールテープで封印を強化しておきました。
あとは着払いの伝票を貼り付けて、郵便局に持って行って発送しました。
「リぺスタ」に届くと、スピードマスターの写真と共に受け取りメールが来ました。
見積りの連絡メールは、それから17日後の2022年9月6日に来ました。
気になる金額は・・・69,850円でした。
オーバーホールと修理の合計で、6万9千8百5十円でした。
う~ん、オメガ正規店と比べるとリーズナブルな価格ですね。
いやいや、これでも痛い出費ですが、この金額でサビついて動かないスピードマスターがなおるのです。
よくよく見ると、オーバーホール自体の費用は32,000円と安いです!
うっかり海で遊んでしまってサビついた修理費が、余計な出費として加算されます。
スノボを楽しむときはスピードマスターをつけていても全然大丈夫でした。
雪まみれになっても、溶ければ水ですからね。
しかも表面に雪がつくくらいで、内部がぬれるわけではありません。
ところが海水浴で波と遊ぶとなると話は変わってきます。
何年もオーバーホールしていなくて防水性が失われていれば、内部が海水でぬれて塩分で
サビてしまいます。あ~もう、みなさんも気をつけてくださいね。
実際に修理されたスピードマスターはどうなったの?
さて見積り金額も69,850円(消費税6,350円が高い!)と提示されたので、この金額で
修理してもらうことにしました。見積り連絡のメールに返信すればOKでした。
そのメールには「昔に奥さんからプレゼントしてもらった大切な思い出の時計です」と書いておきました。
さて実際に修理が終わってメールが来たのが、35日後の2022年10月11日です。
さすが機械式時計のスピードマスター。修理とオーバーホールで1ヶ月以上かかりました!
逆に数日で修理が終わったとすると、ちょっと心配ですよね。
でも手作業でじっくり修理されたので、35日もかかったということでしょう。
おおっ!ついにスピードマスターを修理が完了しました。
お支払いは「銀行振り込み」「代金引換」が選べます。
さすがに約7万円を代金引換というのもなんですので、銀行振り込みで支払いました。
そしてメール連絡の翌日に配送されてきました。
こちらが修理が終わって届いたスピードマスターです!
交換した部品も同封されていました。
さっそく腕につけてみます・・・おおっ、ガラス面が曇りません!
リューズを動かして日付を買えられます。
そして、ストップウォッチも正常に動作します。
スピードマスターがしっかりと時を刻んでいます。
20年前に奥さんからプレゼントされたあの時と同じです!
まとめ
今回は、海水浴でうっかりサビつかせた、スピードマスターの修理を記事にしました。
「リぺスタ」さんで修理とオーバーホールをお願いしましたが、親切丁寧なメールでの
やり取りが印象的でした。
見積り依頼-無料見積り配送キット発送-リぺスタに時計到着-見積りの提示-修理着手-修理完了-時計発送(ゆうパックなので輸送状況の追跡もできます)のタイミングでメールが来ます。
何気に高価な時計の修理を依頼してるので、こうした丁寧にメール連絡があると安心して修理を待っていられました。価格の内訳も明確なので、納得して修理を依頼できました。
動かなくなったスピードマスターを見て絶望的な気分になりましたが、見事に復活して僕の腕に帰ってきました。
時計の修理なら【リペスタ】
ふとふり返ると、たまにおこるケンカ(たいてい奥さんが吹っ掛けてくる)、結婚式、新婚旅行に行ったイタリアや子供の誕生といった夫婦を超えた家族の歴史・・・この腕時計は、その時を刻んでいたのですね。
この思い出を共有してきたスピードマスターがなおって本当に良かったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。