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医療費控除の申請はどうする?ネットで確定申告書作成が簡単でした

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確定申告の時期ですね。僕は会社員ですので年末調整は終わっているのですが、医療費控除を受けるために確定申告を行っています。
例年は奥さんが書類を書いて提出していたのですが、今年はコロナ禍で確定申告会場の入場が制限されています。

奥さん
奥さん
今年の医療費控除はネットで申請してよ。
みっく
みっく
よくわかんないけど、やってみるよ。

そこで初めて、国税庁のホームページから確定申告書を作ってみました。これがめちゃ簡単でして、わざわざ確定申告会場に行かなくても家庭で簡単に作ることができました。
そこで、みなさんの参考になるように記事にまとめてみました。

 

申告書に必要な書類を用意する。

まず申告書に書くのに必要な書類を用意します。

・源泉徴収票
・医療費の明細
・マイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知書)
・ふるさと納税をした場合は寄付金受領証明書
・銀行、郵便局などの通帳
・運転免許書等の身分証明書

・源泉徴収票
既に年末調整が終わっていますが、確定申告に必要な情報が書いてあるので必要です。

・医療費の明細
実際に申請する医療費が書かれた明細を用意してください。実際の申請書にも添付します。

・マイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知書)
マイナンバーを入力しますので必要です。子供を扶養している場合は子供の分も用意してください。

・ふるさと納税をした場合は寄付金受領証明書
寄付金控除に金額を入力するのに必要です。実際の申請書にも添付します。

・銀行、郵便局などの通帳
所得税が控除された還付金の振込先を入力するので用意してください。

・運転免許書等の身分証明書
医療費の明細と共に、実際の申請書に添付します。

国税庁のホームページから確定申告書を作成する

では実際に国税庁のホームページから確定申告書を作成しましょう。

下記より、国税庁のホームページにアクセスしてください。
国税庁のホームページ⇒ https://www.nta.go.jp/

「確定申告特集」をクリックしてください。

国税庁のホームページの写真赤枠の確定申告特集をクリックします

「確定申告書の作成はこちら」をクリックしてください。

国税庁の確定申告特集の写真黄枠の確定申告書の作成はこちらをクリックします

「作成開始」をクリックしてください。

国税庁のホームページより確定申告書の作成開始の写真赤枠の作成開始をクリックします

税務署への提出方法を選びます。今回は「印刷して提出」を選びます。

税務署への提出方法を選択する写真赤枠の印刷して提出をクリックします

パソコンの推奨環境と利用規約を確認後、「利用規約に同意して次へ」をクリックしてください。

パソコンの推奨環境と利用規約の確認画面の写真赤枠の利用規約に同意して次へをクリックします

申請書作成画面が表示されます。
令和2年分の申請書等の作成の「▼」をクリックします。その後「所得税」をクリックします。

令和2年分の申請書等の作成画面の写真赤枠をクリックします

「作成開始」をクリックします。

申請書の作成開始画面の写真赤枠の作成開始をクリックします

生年月日を入力して、質問事項の「はい」「いいえ」を選んでいきます。

申請書作成の必要事項を入力する写真1

申請書作成の必要事項を入力する写真2
給与所得の「入力する」をクリックして、源泉徴収票に書かれている内容を入力します。

給与所得の入力画面の写真源泉徴収票の内容を入力します

入力したら「入力終了(次へ)」をクリックします。

給与所得の入力終了の写真赤枠をクリックします

所得控除の入力が表示されるので、医療費控除「入力する」をクリックします。

医療費控除を選択する画面の写真赤枠をクリックします

適用する医療費控除の選択が表示されます。今回は「医療費控除を適用する」を選びました。

適用する医療費控除の選択画面の写真赤枠をクリックします

印刷された医療費の明細から金額を入力するので、入力方法の選択では
「医療費通知(「医療費のお知らせ」など)や領収書から入力して、明細書を作成する」をチェックします。

利用する医療費通知についてでは、「書面の医療費通知を利用して入力する」をチェックして「次へ進む」をクリックします。

医療費通知の入力方法の写真赤枠をチェックします

医療費通知に記載された医療費の入力では、医療費の明細書を見ながら金額を入力します。
医療費の明細書が数枚ある場合は、その合計を入力します。
「医療費通知に記載のない医療費の有無」が無い場合は「いいえ」を選択して「次へ進む」をクリックすると、計算された医療費控除額が表示されます。
確認後に「次へ進む」をクリックします。

医療費の金額を入力する写真医療費の金額を入力します

所得控除の入力に戻ります。生命保険料、地震保険料等、入力できる項目を入力します。

生命保険料、地震保険料等を入力できる写真生命保険料、地震保険料等を入力できます

ふるさと納税をした場合には、寄付金控除に寄付金受領証明書の金額を入力します。

寄付金控除の入力画面の写真ふるさと納税をした場合は寄付金控除に入力します

入力し終わったら、「入力終了(次へ)」をクリックします。

所得控除を終了する写真赤枠をクリックします

税額控除・その他の項目の入力が表示されます。
必要な項目があれば入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。

税額控除・その他の項目を入力する写真税額控除・その他の項目を入力できます
税額控除・その他の項目を終了する写真赤枠をクリックします

計算結果の還付額が表示されます。確認して「次へ」をクリックします。

計算結果の還付額が表示される画面の写真計算結果の還付額が表示されます

住民税等入力画面が表示されます。「住民税・事業税に関する事項」をクリックして必要な項目を入力します。入力後は、「入力終了(次へ)」をクリックします。

住民税等入力画面の写真住民税・事業税に関する事項をクリックして必要な項目を入力します

還付金額が表示されます。受け取り方法をチェックして、銀行名や口座番号などを入力します。

 還付金額の受け取り方法を入力する画面の写真還付金額の受け取り方法を入力します

その後、住所、氏名、マイナンバー等を入力します。

 

確定申告書のPDFファイルを印刷して税務署に提出する

全てを入力すると確定申告書のPDFファイルが表示されるのでプリンタで印刷します。
両面で4枚印刷されました。
必要な場所に捺印して、必要な書類を添付してA4サイズの封筒に入れます。

添付する書類
・医療費の明細
・ふるさと納税をした場合は、寄付金受領証明書
・マイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知書)のコピー
・運転免許書等の身分証明書のコピー

この封筒を税務署に郵送するか、お住いの市役所の確定申告コーナーに提出して完了です。
お疲れ様でした。

みっく
みっく
思っていたよりも簡単に申請書が作れたよ。
奥さん
奥さん
手書きよりも簡単だね。来年からもネットで作ろう。

そして申請から約1ヵ月くらいで、還付金の振り込み通知書が届きました。

国税還付金振込通知書を撮影した写真還付金の金額が印刷されています

実際に口座を確認してみると、確かに還付金が振り込まれていました!!
確定申告しないと還付されないお金です・・・・自宅でネットで手軽に申請書を作成して還付されたので、これはしないと損ですよね。

 

まとめ

今回は国税庁のホームページから確定申告の申請書を作成する手順を紹介しました。
いままでは奥さんが領収書をいちいち計算して手書きで書類を書いていましたが、
医療費も明細だけになり、簡単にネットで申請書が作れるようになりました。

この方法では最終的に印刷して提出することになりますが、手動で書類を作成した去年よりもずいぶん楽になったそうです。

みなさんも医療費控除の参考にしてみてください。

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