休日に子供とどんな遊びをしていますか?
ゲームやテレビ?もいいですが、たまには子供と工作を楽しんでみてはいかがでしょうか。いきなり工作といっても木を切ったり削ったりするのは大変です。
そこで、子供と一緒に作って楽しめる工作おもちゃを3つ紹介します。
どれも作って遊ぶだけでなく、遊びながら学ぶこともできますよ。
子供のプログラミング体験に最適な「mBot」
メタリックなフレームに大きな車輪が特徴的なロボットです。
組み立てマニュアルを見ながら組み立てていきます。
といってもプラモデルではないので、複数のパーツや配線をつなげていくだけです。
クイックガイドには、mBotを動かす方法が書かれています。
大まかな手順としては、次のようになります。
- スマホやタブレットに専用アプリ「mBlock」をインストールします。
- スマホやタブレットとmBotを、Bluetoothで接続します。
- 専用アプリ「mBlock」でmBotの動きをプログラミングします。
プログラミングといっても難しくはありません。mBotを動かすパーツを組み合わせて
いきます。プログラムが完成したら、mBotに送信します。
- mBotにプログラムを送信すると動き出します。
「前進→左折→後退→右折」という動きをプログラムしてmBotに送信すると、
その通りにmBotが動き出します。
可愛い形をしたmBotですが光らせたり音を鳴らせたりと、いろいろな動かし方ができます。専用アプリ「mBlock」にはプログラムを簡単に理解できるようなソフトもはいっています。「パンダくん」というキャラクターが説明してくれますが、何故かサングラス姿のガラの悪いキャラです(笑)
小学生の子供でも、このアプリでプログラムを組んでmBotを動かして遊んでいました。
遊びを通してプログラミングが学べますね。
太陽電池で動き出す「ソーラーダイナソー」
赤色のボディが目立つプラモデルで、4種類の形で遊ぶことが出来ます。
下の写真は恐竜の形に組み上げたものです。
プラモデルなので、プラスチックのパーツを切り離して組み立てていきます。
組み立て自体は大人では難しくありませんが、小さな子供1人では難しいです。
子供と一緒に、サポートしてあげて作っていくといいでしょう。
最初にモーターが入る駆動部を組み立てますが、モーターがとても小さいので紛失、銅線の破損に気をつけましょう。
太陽発電パネルで発電してモーターを動作させて、プラモデルが動きます。
ここで注意点なのですが太陽発電パネルが小さいせいか、室内で窓ガラス越しに太陽の光を当てても動きません。屋外で直接太陽の光を太陽発電パネルにあてる必要があります。
また、太陽の光に当たると即動き出して、日陰に入るまで動き続けます。
恐竜の形での動きですが、のっしのしと口を動かしながら恐竜らしく歩きます。
いかにもメカっぽい動きですね。
塩水を使って走らせる「燃料電池ミニバギー」
塩水を燃料として走らせるプラモデルになります。
具体的には燃料電池の一種で、塩水とマグネシウムを反応させて発電します。
こちらもソーラーダイナソーと同じくプラモデルなので、プラスチックのパーツを切り離して組み立てていきます。
小学生でも簡単に組み立てられます。ただモーターとギアの部分は大人のサポートが必要でした。完成したミニバギー本体と、燃料電池部分です。
では実際に、燃料電池に燃料(塩水)を入れていきましょう。
- 塩水を作って、スポイトで塩水を不織布にたらします。
- 塩水をたらした不織布の上に、マグネシウム板を置きます(向きに注意)。
- 燃料電池に青色のケースをはめて、ミニバギー本体に差し込みます。
差し込んだ習慣に車輪が動き出すので注意してください。床に置くと、なかなかいいスピードで走っていきます。
燃料電池の燃料が尽きるまで動き続けるので、停止するには燃料電池を取り出す必要があります。電源ON/OFFのスイッチでもあれば・・・なんて思いますが、子供の実験用としては、いきなり動き出すのもありですね。
まとめ
子供と一緒に作って、楽しく遊んで学べる工作おもちゃ3選を紹介しました。
「mBot」は遊びながらプログラミングを学ぶことが出来ます。
「ソーラーダイナソー」は太陽の光を浴びると動き出すので、太陽光による発電効果を体験することが出来ます。「燃料電池ミニバギー」は自分で燃料となる塩水を作ります。
塩水と金属による化学反応の結果で電気が発生してミニバギーが走り出します。
電気が発生する難しい仕組みは分からなくても、理科や化学に興味を持つきっかけになると思います。
休日に子供と工作おもちゃを使って、楽しく遊んで子供の学びに役立てて下さい。