「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがありますね。
その意味をさらっと書くと『夫婦喧嘩の原因は犬の食べないようなどーでもいいつまらないものだから、心配なんかしなくていいよ』ということになります。
まぁ確かにそうかもしれませんが、なるべく夫婦喧嘩はしたくないですよね。
というわけで今回は「夫婦関係を円満にする近道は、男の手料理だ」という内容について書きます。
男がキッチンに立つメリット
大掃除や洗濯などの家事を行う男性は多いと思いますが、料理をする男性って意外に少ないですよね。実は昔の僕もそうでした。母親が専業主婦だったので「女性=ご飯を作る」というイメージでしたね。
でも今の時代は、共稼ぎの家庭が多いですね。女性だって働いて(稼いできて)いて疲れているのに、ご飯作りは女性の仕事というのは時代に合っていない気がします。
そもそもご飯を食べなきゃ生きていけないですし、生活に必須のスキルです。
女性だけでなく男性も料理できれば、もし奥さんの体調が悪い時にも困りませんよね。
また、奥さんが子供の宿題を見ている時に男性が料理をしていたら・・・
時間の有効利用ですよね。
経験ゼロでいきなり料理は厳しいでしょうから、休日にでも奥さんと一緒にキッチンに立ってみてはどうでしょうか?
奥さんが日々、どんな気持ちで料理しているかわかると思いますよ。
僕がキッチンに立つようになった経緯
そんな僕も、料理は全くしない男でした。
そのくせ「餃子は、じゅわっと肉汁があふれるように焼いてくれ」なんて言ってましたね。
キッチンに立つきっかけになったのは、今の奥さんと付き合ってからです。
奥さん(当時は彼女)は、まー料理が上手でして、例えば海釣りに行って釣さた魚は自分でさばいて刺身、焼き物、揚げ物などをさっと作ってくれました。
それじゃキッチンに立つ必要ないじゃん、と思いますよね。
ところが彼女は料理する時に、僕も一緒にキッチンにいてくれと言ったのです。
まぁ別に断る理由もないし、キッチンで料理する彼女を見ていましたね。
最初は見ていただけでした。そのうちに、お皿出してとか、調味料混ぜておいてね♪と少しづつ料理に参加するようになりました。
「1カップって何ml?」「大さじ1って、カレー食べるスプーン1杯のこと?」
そんな超初心者でしたが、少しづつ自分にもできることが増えていきましたね。
今考えると、彼女の作戦だったのかもしれません。
そして徐々に慣れていき、僕が初めて作った料理は「鮭のムニエル」でした。
まぁ普通に鮭の切り身をムニエルにしただけなんですけどね、彼女にとても喜ばれました。
これなんですよ!簡単な料理でも、手作りなら人に喜んでもらえる、という事に気が付いた瞬間でした。
その後、彼女と結婚した今でも朝食はだいたい僕が作っています。
(味噌汁とおかず1品ですが・・・)
でも包丁さばきは不器用でして、今でもみじん切りとかは慎重にゆっくり切っています。
休日には、自分の作りたいものを勝手に作って家族に出していますね。
たまに子供の好みに合わない時もありますが、とりあえず喜んでもらえているようです。
パパの手料理は子供も喜んでくれる
子供が成長した今は、これが一番うれしいですね。
子供って正直でして、美味しい時には素晴らしい笑顔を見せてくれます。
また、料理している姿を見せていると、子供も料理したがるんですよね。
最初のうちは包丁使うのを見ているだけで冷や汗ものでしたが、カレーや餃子などは家族で作っていますよ。やっぱ家族一緒に作ったものは、何を作っても美味しいですよね。
料理を作った後の注意点
ここまで男の料理のメリットについて熱く書いてしまいました。
実は本当に大切なことを書きますね。
料理して美味しく食べた後のことですが・・・
せっかく料理して喜ばれたなら、後片付けもしてさらに喜ばれよう!です。
いくら美味しいものを作って喜ばれても、大量の洗い物が残されれば奥さんの喜びは半減ですよね。
洗い物の量によっては半減どころか「もう作らなくてもいい」なんて言われかねません。
それでは夫婦円満どころか逆効果になってしまいます。
というわけで、料理をした後は洗い物もしてテーブルもキレイにしてキッチンを料理開始前の状態にしましょう。これ、絶対に喜ばれますよ。
料理が厳しいなら後片付けだけでも喜ばれるはずです。
男の料理に役立つ道具
ここで男の料理に役立つ道具を紹介します。
「出来ることなら簡単にで料理したい」「普段作れないものを作りたい」
そんな時に便利な道具になりますよ。
1.シャトルシェフ
具材を入れて温めたお鍋を、保温器具にいれて放っておくだけで余熱で調理する道具です。
余熱で調理されるので、キッチンでお鍋の火を気にしなくてもいいのです!
2.ホットサンドメーカー
食パンにお好みの具材を挟んでこんがり焼き上げる道具です。
食パン自体も美味しく焼けますし、挟んだ具材も熱々に仕上がる夢の道具です。
料理だけじゃない、家事も積極的にやってみよう
男性が料理をすることのメリットを書きましたが、積極的に家事も行ってみましょう。
生活していると家事は必ず発生しますね。
衣類の洗濯、洗濯干し、乾いた洗濯物を畳んで収納、部屋の掃除が主な家事ですね。
これらを夫婦で協力して行うのがベストなのでしょうが、僕がおすすめするのは分担を決めて行うことではありません。
分担など決めずに、時間がある人ができることを行えばいいと思います。
もし、奥さんが子供の勉強を見ていたとしましょう。
当然、その時間に奥さんは家事を行うことはできません。
では誰が家事をするか?それは家にいるあなた(男性)です。
仕事で家にいない場合は不可能ですが、家にいるならできる範囲で家事を行いましょう。
子供の勉強を見終わった奥さんが戻ってきたとき、家事をしている姿を見てとても驚くと思いますよ。できることからやってみましょう。
実は僕も、昔は家事は全然しませんでした。
でも子供ができると、本当に女性は子供に時間がとられるんですね。
もちろん僕も育児には関わりましたが、赤ちゃんって父親よりも母親への依存度が半端なく大きいんですよね。
奥さんが子供を見ている時間にできることは何か・・・
それを考えた結果、僕にもできることは「家事」だという結論になりました。
最初は畳んだ洗濯物をどの収納にしまうのかさえ分かりませんでしたが、やっていくうちに慣れていきますよ。
習慣になってしまえば、洗濯や掃除をするのが普通になりますよ。
きれいに片づけるのが、当たり前のようになりますよ。
このように僕のおすすめは、家事に役割分担を決めないことです。
分担を決めずに、出来ることはやってしまおうというスタイルです。
「僕はお皿を洗っておいたから、洗濯は君の分だよ」なんてセリフ、
ようやく子供を寝かしつけた後の奥さんに言えないですよね。
まとめ
今回は夫婦円満の秘訣として、男性も料理や家事をしようという内容を書きました。
夫婦と言っても元々は他人同士ですから、お互いに歩み寄る必要があると思います。
その歩みよりの1つの手段として、男性が料理に参加することをおすすめします。
我が家でも僕が料理に参加しているせいか、夫婦喧嘩はありませんね。
平日は時間的に厳しいでしょうから、休日にでも奥さんと一緒にキッチンに立ってみてはいかがでしょうか。
あと、家事も積極的に参加しましょう。
さっさと家事を終わらせて、1日の残った時間を気持ちよく過ごしたいですよね。