ウィンターシーズンがやってきました!
今シーズンも家族で、スキーやスノーボードを楽しんでいます。
ここ数年の悩みだった「ブーツのかかとの痛み」も解消できたので、快適にスノーボードを楽しめます。
しかし家族でゲレンデを満喫していると、突然の接触事故にあいました。
背後からすべってきたスキーヤーとぶつかったのです!
子供と一緒にすべっていたのでスピードはだしませんし、他のスキーヤー、スノーボーダーにぶつかるなんて思っていませんでした。
しかし車の事故じゃあるまいし、まさか後ろからぶつかってくるとは・・・
一瞬意識が飛びましたが、なんとか立ち上がることができました。
ぶつかったスキーヤーも、かなりすっ飛んだようです。
お互いに無事を確認して安心しましたが、ゲレンデはキケンな場所だと再認識しました。
僕は飲み物や子供用のお菓子、ビデオカメラを持ち運ぶのにバックパックを使っています。
ゴンドラの中でバックパックを開けると、収納していたペットボトルや缶ビールが激しくへこんでいました・・・
しかも背中にはバックパックを背負っていたのにもかかわらず、アザができていました!
もしバックパックを背負っていなかったら、脊椎を損傷していたかもしれません。
自分から事故をおこさない自信があっても、もらい事故でケガすることもあるんですね。
今回の経験で、ゲレンデでも命を守るアイテムが必要だと感じて調べてみました。
全ての状況から身を守るのは無理です。
背後のキケンから「頭部」「背中」を守るために次のアイテムを使ってみました。
①頭部を守る:ヘルメット
②背中を守る:バックパック、プロテクター
当たり前ですが、頭の後ろには目がありませんので身構えることができません。
ゲレンデでは背後のキケンに気をつけましょう。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
ゲレンデでぶつかった時の状況
場所は志賀高原焼額山スキー場です。
とても雪質がよくて、子供達も大好きなゲレンデです。
その日の朝は曇りでしたが、徐々に晴れてきました。
第2ゴンドラの山頂から、雪に覆われた木々を見ながらすべります。
今日はゲレンデの人が多いな・・・と思いながら、何本か第2ゴンドラのコースをすべりました。すべっている人も多いし、みんなご機嫌にスピードをだしています。
第2ゴンドラから第2高速リフトに抜けるコースをすべっていました。
ヒールサイドのエッジからトゥサイドのエッジに切り替えようとした時に、後ろから追突されました!
(大きなターンですべっていたので、スピードをだしていたスキーヤーと接触した?)
ぶつかった瞬間は覚えていません。十数秒気絶していたようです。
ふと気がつくと仰向けに倒れており、子供が心配そうに覗き込んでいました。
ふと下を見ると、ぶつかった人もかなりすっ飛んでいます。
が、そこそこ元気な様子。大きな声で何か言っています・・・よく聞くと安否確認でした。
首と背中がすこし痛いものの、気絶するくらいの衝撃にしては無傷のようです。
お互いに「気をつけましょうね」と言ってすべりだしました。
そして第2ゴンドラに乗って飲み物を取り出すと、子供の飲み物のペットボトルは見事にへこんでいました。そして缶ビールも、かなりへこんでいます!
その時には気がつかなかったのですが、入浴時に背中に青いアザができていました。
衝突の衝撃は、かなり激しかったようです。
もしバックパックを背負っていなかったら・・・立ち上がれたでしょうか?
もしニット帽だけの後頭部にぶつかっていたら・・と考えるとゾッとします。
たまたま今回は奇跡的に無事(といっても背中の痛みと軽いむち打ち状態)でしたが、
自分の身を守ることの重要性に気がつきました!
背後のキケンから「頭部」「背中」を守るアイテム
楽しいはずの家族のスキー旅行を、後悔の結果にしないためにも安全対策が必要です。
体の全方位を守ろうとすると、モビルスーツのような装備が必要になってしまいます。
ここは「背後からのキケン」から守ってくれるアイテムを探しましょう。
頭部を衝撃から守るにはどうする?
スノーボードを始めたときから、ニット帽をかぶっていました。
初心者の頃は逆エッジを喰らって、ニット帽の無力さは骨身にしみています。
その痛みも忘れてしまってから数十年。今回の事故で恐怖心がよみがえりました。
パソコンでいうとCPU/GPUと同じくらい大切な脳を収納した頭部を、こんな非力なニット帽で防御していたなんて・・・今回はこちらのヘルメットを購入しました。
注文して2日で配送されました。便利な時代ですね。
さっそく、ヘルメットをかぶってみました。ん・・・L-XLサイズなのに小さい?
そのままニット帽のように上からかぶると、なぜかヘルメットが小さく感じます。
ところが、頭の前の方からヘルメットをかぶるとスムーズに入ります!
これがジャパンフィットなのかはわかりませんが、たしかに頭にぴったりです。
実際にスキー場で、ヘルメットを着用してみました。
ヘルメットを着用した、横からのアングルです。
ヘルメットを着用した、後ろからのアングルです。
背中を衝撃から守るにはどうする?
今回の事故はバックパックを背負っていたので、被害は最小限に押えられました。
飲み物を入れたり、春スキーでは脱いだインナーを収納するのにバックパックを使っていました。しかし荷物の運搬だけでなく、背中の防御力もアップすることが証明されました。
GpProやビデオカメラだけでなく、飲み物や衣類を収納していたのでクッションになって衝撃を和らげてくれたのでしょう。
この古いバックパックが、まさか鎧代わりになるとは思いませんでしたよ。
バックパックを背負ってすべるとバランスが悪くなります。
僕は家族ですべるので、そんなに攻めませんしパークに行くこともありませんので、
バックパックが気になることはありません。
バランスが気になるようでしたら上半身を守ってくれるプロテクターがいいと思います。
首を衝撃から守るにはどうする?
今回の事故では、かるく「むち打ち」状態になりました。
1週間後には治りましたが、2,3日はベッドに横になるときに首が痛くて大変でした。
(首が頭の重さを支えられない!地球の重力を首で感じました・・・)
この「むち打ち」を防ぐアイテムを探したのですが、なかなか見つかりませんね。
バイク用には「ネックブレース」というものがあって、ヘルメット装着時の衝撃を吸収して首の動きを緩和してくれるそうです。
しかし、これはバイク用でフルフェイスのヘルメットを着用するようです。
意外にもスキー、スノーボード用の首のプロテクターは販売していませんね。
そもそも「むち打ち」を防ぐためにに首の可動範囲を制限するアイテムですが、
そんな状態でスキーやスノーボードをするのはムリがありそうですね・・・
むち打ち対策としては「周囲の安全に気をつけながら安全にすべる」しかないですね。
まとめ
今回はゲレンデで命を守るためのアイテムを紹介しました。
思いがけず痛い思いをしましたが、ゲレンデには安全対策が必要だと実感しました。
子供はヘルメットを着用していましたが、大人でもヘルメットを着用すると安心ですね。
むしろ今まで使っていなかったのが不思議なくらいです。
そして、バックパックには命を救われました。
命をまではいかなくても、あの衝撃を考えれば脊椎を損傷していたかもしれません。
バックパックを使わない人はプロテクターを着用すれば安心です。
まぁ考えれば幅の狭いゲレンデで、いろんな人が思い思いにすべっているんですから小さい事故なんてそこら中で起こっているのでしょう。
キケンは常に隣り合わせと考えて、できることから安全対策をしましょう。
自分の命は自分で守るしかないですから・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。