季節はもう11月になりました。クリスマスが近づいてきました。
クリスマスの夕食といえば「ローストビーフ」に赤ワインでしょうか。
そう、牛かたまり肉を食べたいのです。お肉の外側はこんがり焼かれていて、内側は赤くしっとりとしたローストビーフがいいですね。
我が家の子供たちは「赤い肉=生肉」と信じ切っているので、適度に赤身を残した焼き加減にしたいですね・・・
かたまり肉をこんがり焼く方法として、普通に考えるとオーブンを使う方法があります。
オーブンがあれば温度調整も調理時間も設定できるので便利ですが、汚れると掃除が大変ですし、余熱が必要なので意外と時間がかかります。
そこで、魚焼きグリルを小型のオーブンのように使えば、牛かたまり肉もこんがりと美味しく焼けます。
ちなみに我が家のコンロはガスですので、ガスコンロの魚焼きグリル(グリルの底の水は不要:片面焼き)を使用した方法になります。IHクッキングヒーターで作ろうとする場合、調理時間は焼き加減を見ながら調節してください。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
1.材料と絶対に必要なもの
材料
<<ローストビーフ>>
・牛モモかたまり肉…1本(500gぐらい)
・塩…適宜
・こしょう…適宜
・オリーブオイル…少々
・玉ねぎ…1個
・にんじん…1/3本
・じゃがいも…1個
・ローズマリー…2本(省略可能)
・オリーブオイル…少々
<<簡単グレービーソース>>
・固形スープの素(ブイヨン)…1個
・水…2/3カップ
・白ワイン…1/3カップ
・塩…適宜
・こしょう…適宜
・ローストビーフを焼いた後の肉汁
<<絶対に必要なもの>>
・直火可能な耐熱皿
材料は、キッチンにあるものでそろうと思います。一般的な「グレービーソース」はコーンスターチを使ってとろみをつけますが、めんどうなので省略しています。
根菜とソースを和えて、ローストビーフに載せて食べると美味しいですよ!
絶対に必要なものは直火可能な耐熱皿です。魚焼きグリルの直火で焼き上げていきますので、高温に耐えられる皿もしくはグリルパンが必要です。
グラタンを作るときに使う「オーブン可能の皿」を使ってはダメです。
オーブンで焼く温度は200℃くらいですが、魚焼きグリルの直火はもっと高温になるので割れてしまいます。
我が家では、伊賀焼窯元:長谷園さんのオーバルプレート(大サイズ)を使っています。
このオーバルプレートはかなり優秀で、ステーキや焼肉ライス等はこのプレートで料理してそのまま食卓に持って行けます。しかも保温性が高いので熱々で食べられますよ。
ローストビーフと簡単グレービーソースの作り方
1.根菜の下準備
ジャガイモはよく洗って水けをふきます。芽が出ていたら大きめにえぐり取ります。
玉ねぎは、皮をむいておきます。にんじんは、皮をむいておきます。
平らなお皿に根菜を載せて、ラップをかけます。
電子レンジの「根菜調理」で火をとおしておきます。
ローストビーフは魚焼きグリルで焼く時間が短いので、生の根菜を使うと生焼けになってしまいます。そこで、あらかじめ火をとおしておきましょう。
茹でてもいいのですがめんどうなので、ここでは電子レンジを使います。
根菜に火がとおったら、食べやすい大きさに切ります。
お皿も根菜も激熱になっていますので、ヤケドに注意してください。
2.牛モモかたまり肉の下準備
牛モモかたまり肉は、調理を始める1,2時間前に冷蔵庫から出しておきます。
冷蔵庫から出した冷え冷えのお肉だと、中心まで火が通りにくくなります。
牛モモかたまり肉の表面に、塩とコショウを擦り付けます。
3.牛モモかたまり肉に焼き色をつけます
耐熱皿にオリーブオイルを塗って、牛モモかたまり肉の表面を焼いていきます。
中まで火をとおすのではなく、焼き色がつけばOKです。
牛モモかたまり肉の側面も、立てながら焼いていきます。こういう焼き方はなかなかしませんよね。まさに「肉を焼いている」という見た目ですね。
牛モモかたまり肉の表面を、順番に焼き色を付けていきます。
4.魚焼きグリルでローストビーフを焼きます
牛モモかたまり肉に焼き色を付けたら、耐熱皿から取り出します。
耐熱皿に根菜とローズマリーを載せます。
ローズマリーは省略可能ですが、焼きあがった時の香りが素晴らしいです。
根菜の上に、焼き色をつけた牛モモかたまり肉を載せます。
色鮮やかな根菜とローズマリーの上に、牛モモ肉がどっしりとのっています。
魚焼きグリルの直火が近いので、お肉がこげないようにアルミホイルをかぶせます。
(アルミホイルをかぶせないと、お肉の表面がこげてしまいます)
魚焼きグリルに入れて、中火で15分焼きます。その後、お肉を裏返して5分焼きます。
ローストビーフが、おいしそうに焼きあがりました。
ローストビーフを切りたい気持ちを押さえて、アルミホイルに包んで5分ほど休ませます。
余熱でお肉の中心まで火がとおるのと、肉汁を落ち着かせるためです。
5.簡単グレービーソースを作ります
ローストビーフを休ませている間に、耐熱皿で簡単グレービーソースを作ります。
耐熱皿に、水、固形スープの素(ブイヨン)、白ワインを入れて弱火にかけます。
ブイヨンが溶けるように、5分ほど火にかけます。
5分経ったらローストビーフを切ってみましょう。おおっ、美味しそうに焼けていますね!外側はしっかりと焼かれていて、内側はしっとりと赤身が残っています。
アルミホイルに残った肉汁は、耐熱皿に入れてソースにします。
肉のうま味が入っているので、捨ててしまうのはもったいないですよ。
肉汁を耐熱皿のソースに混ぜて少し煮込んだら、簡単グレービーソースの完成です。
ローストビーフを食べやすい大きさに切って、耐熱皿の根菜の上に盛りつけて完成です!
お皿によそって、混在とソースをかけていただきましょう。
まとめ
クリスマス料理の予習として、ローストビーフを作ってみました。
魚焼きグリルを使えば、オーブン料理が作れますね。
大きいサイズの料理は無理ですが(魚焼きグリルに入らない)、ローストビーフやローストポークを作るのには魚焼きグリルが丁度いいですね。
一番の注意点は耐熱皿ですね。直火の温度に耐えられる耐熱皿が必要です。
伊賀焼窯元:長谷園さんのオーバルプレート(大サイズ)を使えば、魚焼きグリルで焼くだけでなく、そのままお皿としてテーブルで使えるので便利ですよ。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。