DIY

子供の通学帽子がこわれた!折れたアジャスタースライドの修理方法

小学生の子供が登下校でつかっている「黄色い帽子」。
帽子の背面には、サイズ調節用のアジャスタースライドがついています。
このアジャスターのレールがこわれてしまいました・・・

サイズ調節用のアジャスタースライドのレールがこわれた、黄色い通学帽子を撮影した写真。レールがこわれたというか、折れてはがれています。

毎日の登下校でつかう黄色い帽子ですが、あいにく予備の在庫はありません・・・

奥さん
奥さん
通学帽子の予備なんて、ふつうは持っていないよね。
みっく
みっく
サイズ調節の部品だし、別にこのままでもいいんじゃない?
子供A
子供A
ええっ~こわれた帽子をかぶるなんてカッコ悪いよ!

折れたレールは子供が持ち帰ってきたので、DIY修理で元にもどしてみました。
結果からいうと、かんたんに帽子は直りました♪

でもちょっとコツがありまして、レールを帽子に縫い付ける穴を広げる必要がありました。
もともとの穴は工業用ミシンで縫ったらしく、家庭用の針はせまくて通りませんでした。
せっかく帽子を直せたので、コツを記事にまとめてみました。
実際に帽子を修理する人は、自己責任でお願いします。

記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当

針が通るように、折れたレールの穴を広げます

では、こわれた通学帽子を見てみましょう。

黄色い通学帽子の壊れたアジャスタースライドのレールを撮影した写真。帽子のサイズ調節用のレールが折れています・・・
子供A
子供A
大勢の女子に追いかけられて、まいったよ・・・
奥さん
奥さん
追いかけられて帽子が壊れた?肉食系の子が多いのねぇ~
みっく
みっく
よくわからないけど、うらやましい状況だったのかなぁ。

子供が折れてはがれたレールを持ち帰ってきたので、このレールを帽子に縫いつけることにしました。もしレールを紛失してしまった場合には、アジャスタースライドのセットを買う必要がありますね。

 

さて、折れたレールをよく見てみましょう。無数の小さな穴があいています。
帽子の生産工場で、工業用にミシンでレールを帽子に縫いつけた穴のようです。

黄色い帽子のアジャスタースライドのレールにあいた、無数の穴を撮影した写真。レールの穴はかなり小さいです。

ためしに裁縫用の細い針を、レールの穴にさしこんでみました。
しかしレールの穴が小さくて、裁縫用の針は貫通できませんでした・・・

アジャスタースライドのレールに空いた穴が小さくて、裁縫用の針が貫通できない写真。帽子の生地が厚いので、これ以上細い針は使えそうにないです。

そこで、ドライバーセットに入っている「キリ」でレールの穴を広げることにしました。

ドライバーセットに入っている、キリを撮影した写真。この「キリ」でレールの穴を広げれば、裁縫用の針が通りそうです。



「キリ」で指を刺さないように、慎重にレールの穴を広げます。

アジャスタースライドのレールの穴を、ドライバーセットのキリで広げている写真。「キリ」をレールの穴に入れて、回しながら力を入れます。

レールの穴を、ドライバーセットの「キリ」で広げました!
穴を広げた後の写真は何故かレールの裏側を撮影していましたが、レールの穴が大きく広がっています。

アジャスタースライドのレールの穴を、キリで広げる前と広げた後を比較した写真。レールの穴を、キリで大きく広げました。

これで、折れてはがれたレールを裁縫で縫いつける準備ができました。

折れたレールを接着して、針と糸で縫いつけます

帽子に残っているレールに、折れたレールを瞬間接着剤で接着します。


「はけタイプ」の瞬間接着剤をつかうと便利です。

折れたレールに、はけタイプの瞬間接着剤を塗っている写真。接着面が小さいので「はけタイプ」の瞬間接着剤を使いました。

瞬間接着剤を使うので、数十秒固定していればレールがくっつきます。

折れたレールと帽子に残ったレールを、瞬間接着剤で接着した写真。久々に瞬間接着剤を使いましたが、すぐに接着できて便利でした。

レールがくっついたら、針と糸で縫ってレールを固定するだけです。
その前に、帽子に残ったレールの穴を「キリ」で広げておきます。

帽子に残ったレールの穴を、キリで広げている写真。この穴を広げておかないと、帽子に残ったレールの穴に針を通せません。

帽子の裏側から、帽子に残ったレールの穴に針をさしこみます。
あとは普通に「波縫い」でレールの穴を縫っていきます。

アジャスタースライドのレールを、帽子に縫いつけている写真。本当はもっと本格的な縫い方がありそうですが、波縫いでOKでした。

レールの穴をキリで広げたので、かんたんに縫いつけられました!

アジャスタースライドのレールを、帽子に縫いつけて修理完了した写真。なかなかいい感じに仕上がりました。

アジャスタースライドを、縫いつけたレールに取り付けてみましょう・・・
おや?なかなかスムーズに入りません。
少し力を込めて差し込んで、取り付けることができました。

帽子に縫いつけたレールに、アジャスタースライドを取り付けた写真。レールにストッパーが付いているので、取り付けには少し力が必要でした。

少し硬かったですが、アジャスタースライドを取り付けました。
サイズ調整してみると・・・スムーズにアジャスターがスライドできます。

修理した通学帽子のアジャスタースライドを、子供が動かしている写真。帽子のサイズ調節機能が復活しました!

これで通学帽子のDIY修理が完了しました!お疲れ様でした。

修理した通学帽子を、子供がかぶっている写真。新しい通学帽子を買う出費を防ぐことに成功しました。
子供A
子供A
黄色い帽子を直してくれたんだね♪これなら使えるよ。
奥さん
奥さん
私も直そうとしたけど、レールに針が通らなかったのさ。
みっく
みっく
キリを使ってレールの穴を広げるのがポイントだったね。

まとめ

今回は、サイズ調節用のアジャスタースライドのレールが壊れた帽子を直してみました。
折れたレールを子供が持ち帰ってきたので、そのまま再利用してDIY修理をしました。
レールの穴に針を通して帽子に縫いつけますが、レールの穴が小さいのでキリで穴を広げるのがポイントでした。

もしレールを紛失してしまった場合には、アジャスタースライドのセットを購入して交換する必要があります。
新品のレールは穴があいていないので、やはりキリを使って穴をあける必要があります。

この記事を参考にしてDIY修理をする人は、ケガに注意して自己責任でトライして下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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