DIY PR

スキーウェアはどこに収納する?物置にクローゼットを作ったら最高だった件

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽しかったウィンターシーズンもとっくに終わり、季節は初夏へと移っております。
お世話になったスキーウェアは、来シーズンまで収納することになります。
ところが今年は、いつもの場所に収納できませんでした!

子供A
子供A
ウェアをいつも僕の部屋に置いてるけど、もう別の場所に移動してよ。
みっく
みっく
学ランとか服が増えたからスキーウェアは邪魔なのね(悲)

そうです。実は毎年、スキーウェアを子供部屋のクローゼットに収納していたのです。
子供が小さいときは良かったのですが、成長して服が増えてくると嫌がられるようになりました・・・やはり自分の部屋に家族のスキーウェアがあると邪魔なようです。

奥さん
奥さん
シーズンオフなんだから、スキーウェアは物置にでもしまっておけば?ヘルメットやグローブも置いてあるんだから。
みっく
みっく
物置の中は、ハンガーをつるせないんだよね・・・

かなり昔に古いスキーウェアを袋にいれて物置に放置して置いたら、
劣化して粉だらけになった記憶があります・・・

スノボを楽しむと粉だらけ?古いウェアを復活させる2つの方法スキーやスノボのウェアには寿命があるって知っていますか?素材にポリウレタンが使われている場合、劣化すると粉になってはがれてきます。この記事では劣化したポリウレタンのはがしかたと、NIKWAXを使ってウェアに撥水性を復活させる方法をまとめました。...

やはりスキーウェアは、ハンガーでつるして保管するのがいいようです。

そこで、物置の空きスペースにハンバーパイプを設置することを思いつきました。
しかしネットで検索しても、設置方法は見つけられませんでした。
むむ・・自力で解決するしかないのか・・・
何度か試行錯誤の末に、ようやくDIYで物置にクローゼットを作ることができました!
物置の有効活用方法を紹介できればと思い、記事にまとめてみました。

記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当

イナバ物置の改造方法を検討

こちらが我が家で使っている、イナバの物置です。

イナバ製の物置を撮影した写真。たくさん収納出来て、積雪にも耐えられる物置です。

この物置の右下の棚板が空いていました。
棚板を外してみると、空きスペースにスキーウェアを収納できそうです。

イナバ製物置の右下の棚板を外した写真。このスペースにスキーウェアを収納したいです。

なんとかしてハンガーパイプを設置できれば、スキーウェアをかけることが出来ます。
とりあえず棚板の設置方法を確認してみます・・・
棚板は4ヵ所のL字フックで柱に固定されていますね。

まずは右側の部分を見てみましょう。

イナバ製物置の棚板を、右側の柱に固定するL字フックを撮影した写真。右側は、向かい合った2個のL字フックがついています。

次に左側を見てみます。

イナバ製物置の棚板を、左側の柱に固定するL字フックを撮影した写真。左側は、手前のL字フックの向きが違いますね。

L字フックはしっかりと棚板を受け止めているので、強度は問題無いですね。

イナバ製物置の棚板をしっかりと固定しているL字フックを撮影した写真。このL字フックを使って、ハンガーパイプを固定する方法を検討してみます。

棚板の幅がハンガーパイプの長さになるので計測してみます。

イナバ製物置の棚板の幅が約85cmである写真。ハンガーパイプの長さは、約85cmですね。

棚板をのせるL字フックの距離(奥行き)を計測してみます。

イナバ製物置の棚板の奥行が約64.5cmである写真。このL字フックを利用しようと試行錯誤してみます。

この4個のL字フックを利用して、ハンガーパイプを設置する方法を考えてみました。
スチールラックの部品の「カラーアングル」を使えば、L字フックにのせられそうです!
簡単な設計図を書いてみました。

イナバ製物置にハンガーパイプ設置する方法を説明した写真。「カラーアングル」を使えばハンガーパイプを設置できそうです!
奥さん
奥さん
めずらしく設計図なんか書いちゃって。ホントに作れるの?
みっく
みっく
ウェアを物置に収納するならハンガーでつるしたいからね。

イナバ物置にクローゼットを作る方法

それでは実際に、イナバ物置にハンガーパイプを設置してみましょう。
下記が必要な材料です。

・カラーアングル(30 x 30 x 450mm) 2本
・カラーアングル フラットバー(30型 300mm) 2本
・補強金具(25×25×59mm) 3個
・ボルトナット(6×12mm)10セット
・ホワイトウッド角材(30 x 40 x 900mm) 1本

 

カラーアングルだけだと物置のL字フックに固定できないので、補強金具を使用します。
また、カラーアングルの長さが足りないので、フラットバーで長さを調節します。
これらを固定するには、ボルトナットを使います。
ハンガーパイプは丸い形が一般的です。しかし固定する金具が必要なので、コスパを考えてホワイトウッド角材を使いました。

奥さん
奥さん
カラーアングル?ホームセンターでよく見かける部品だけど・・・
みっく
みっく
スチール製のラックを組み立てる部品だね。これを流用してみるよ。

物置内部の左右のL字フックに、カラーアングルを固定します。
まずは左側から作業しましょう。

左側のカラーアングルの取り付け方

左側のL字フックの位置を確認してみましょう。

イナバ製物置の棚板を、左側の柱に固定する2個のL字フックの位置を説明した写真。左側のL字フックは、手前が横に向いています。

左側奥のL字フックは、カラーアングルに取り付けた「補強金具」をのせます。
左側手前のL字フックは、カラーアングルの延長用に取り付けたフラットバーをのせます。

イナバ製物置の左側のL字フックに取り付けるカラーアングル、フラットバー、補強金具、ボルトナットを撮影した写真。これが左側のL字フックに取り付ける部品です。

カラーアングルに補強金具を、ボルトナットで取り付けます。

カラーアングルに補強金具を、ボルトナットで取り付けている写真。ボルトナットで補強金具をカラーアングルに取り付けます。

カラーアングルの長さが足りないので、フラットバーで延長します。
長さが約66cmになるように、カラーアングルにフラットバーをのせます。

長さが約66cmになるように、カラーアングルにフラットバーをのせている写真。長さが約66cmになるように調整します。

そしてボルトナットで2ヵ所を固定します。

長さが約66cmになるように、カラーアングルにフラットバーをのせてボルトナットで固定した写真。カラーアングルにフラットバーをのせて、ボルトナットで固定します。

左側のカラーアングルが出来上がったので取り付けてみましょう。
ちなみにL字フックに補強金具をぶら下げる使い方はできません。

悪い例として、L字フックに補強金具をぶら下げている写真。バランスが悪くてL字フックが外れてしまいます・・・
奥さん
奥さん
L字フックにぶら下げるだけじゃダメなの?
みっく
みっく
L字フックを柱に密着させないと安定しないんだよ。

ぶらさげることが出来ないので、L字フックの上から補強金具をのせます。

正しい使い方として、L字フックに上から補強金具をのせようとしている写真。L字フックに上から、補強金具をのせます。

L字フックに上から、補強金具をのせました。

L字フックに補強金具をのせて、補強金具の穴にL字フックのツメがはまっている写真。補強金具の穴にL字フックのツメがはまっています。

左側手前のL字フックは横向きなので、L字フックの上にフラットバーをのせます。

左側手前のL字フックの上にフラットバーをのせた写真。L字フックの上にフラットバーをのせます。

これで左側のL字フックにカラーアングルを取り付けられました。

左側のL字フックにカラーアングルを取り付けた写真。左側のL字フックにカラーアングルを取り付けました。

右側のカラーアングルの取り付け方

右側のL字フックの位置を確認してみましょう。

イナバ製物置の棚板を、右側の柱に固定する2個のL字フックの位置を説明した写真。右側のL字フックは、2個とも向かい合っています。

右側のL字フックは奥と手前側の両方とも、カラーアングルに取り付けた「補強金具」をのせます。

イナバ製物置の右側のL字フックに取り付けるカラーアングル、フラットバー、補強金具、ボルトナットを撮影した写真。これが右側のL字フックに取り付ける部品です。

カラーアングルの延長用のフラットバーに、補強金具をボルトナットで取り付けます。

カラーアングルの延長用のフラットバーに、補強金具をボルトナットで取り付けている写真。フラットバーに補強金具をボルトナットで取り付けます。

長さが約64.5cmになるように、カラーアングルとフラットバー、補強金具を固定します。

カラーアングルとフラットバー、補強金具を撮影した写真。長さが約64.5cmになるように調整します。

そしてボルトナットで2ヵ所を固定します。

長さが約64.5cmになるように、カラーアングル、フラットバー、補強金具をボルトナットで固定した写真。ボルトナットで2ヵ所を固定します。

右側のカラーアングルが出来上がったので取り付けてみましょう。
奥と手前のL字フックの上に、補強金具をのせます。

右側のL字フックの上に補強金具をのせている写真。奥と手前のL字フックの上に、補強金具をのせます。

これで右側のL字フックに、カラーアングルを取り付けられました。

右側のL字フックにカラーアングルを取り付けた写真。右側のL字フックにカラーアングルを取り付けました。

ハンガーパイプの取り付け方

最後にハンバーパイプを取り付けます。
今回つかうのはパイプではなく、ホワイトウッドの角材です。
カラーアングルにのせるので、パイプだと転がってしまうので角材にしました。
まずは棚板の幅と同じ約85cmにカットしました。

約85cmにカットしたホワイトウッド角材を撮影した写真。買ってきたホワイトウッド角材は90cmだったのでカットしました。

カットしたホワイトウッド角材は、サンドペーパーで「ささくれ」を落としておきます。
(ささくれで手をケガしないためです)

このハンガーパイプとして使うホワイトウッド角材ですが、カラーアングルにのせるだけだと前後に動いてしまいます。カラーアングルにネジ止めしてもいいのですが、今回はボルトナットをストッパーにしてみました。

カラーアングルの真ん中付近に、ホワイトウッド角材の幅に合わせてボルトナットを取り付けます。

カラーアングルにホワイトウッド角材の幅に合わせてボルトナットを取り付けた写真。ボルトナットをホワイトウッド角材のストッパーにしてみます。

左右のカラーアングルをL字フックに固定して、ハンガーパイプをのせてみます。

左右のカラーアングルをL字フックに固定してハンガーパイプをのせた写真。カラーアングルにハンガーパイプをのせました。

物置の中にスキーウェアをつるすハンガーパイプを取り付けました。
これで物置のクローゼットが完成しました!

イナバ製物置にクローゼットが完成した写真。物置のクローゼットが完成しました!
奥さん
奥さん
へぇ~この木材にハンガーをつるすのね。なかなか上出来そうね♪
みっく
みっく
ハンガーパイプを木材にしたから、費用も安上がりになったよ。

では実際にスキーウェアをつるしてみましょう・・・
おおっ。スキーウェアをつるしても、ハンガーパイプは安定しています!

イナバ製物置にDIY作成したクローゼットに、スキーウェア1着をつるした写真。スキーウェアをつるしてもハンガーパイプは安定しています。

家族全員のスキーウェアを収納することができました!

イナバ製物置にDIY作成したクローゼットに、家族全員のスキーウェアをつるした写真。家族全員のスキーウェアを収納できました。
子供A
子供A
おお~いい感じに全員のスキーウェアをつるせたねっ。
みっく
みっく
うん。もう子供部屋のクローゼットは使わないから安心してね。
奥さん
奥さん
少し余裕がありそうだからインナーのフリースもつるせそうね。

まとめ

今回は、イナバ製物置にハンバーパイプを設置してクローゼットにする方法を紹介しました。ネットで検索しても方法が見つからず、試行錯誤の末に完成しました。

棚板をはずしてスペースを確保しても、ハンバーパイプの設置に手こずりました。
左右4ヵ所のL字フックを、なんとかして使うしかなかったのです・・・

市販のハンガーポールやラックを購入して物置に入れるしかないかと思いましたが、
別の物置に置いてあった「カラーアングル」を使う方法を思いつきました。
「カラーアングル」単体では長さが足りなかったので、「補強金具」「フラットバー」を
組み合わせてハンバーパイプを設置することができました。

長いカラーアングルを使えばフラットバーは必要ありませんが、カラーアングルは金属製なのでカットするのが難しいです。
「カラーアングル」と「フラットバー」を組み合わせて長さを調整したほうがいいです。

あとハンバーパイプとして使ったホワイトウッド角材ですが、ケガ防止のためにサンドペーパーでこすって「ささくれ」を取っておきましょう。

この記事を参考にする場合は、ケガに気を付けて自己責任でトライしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あわせて読みたい