子供達の夏休みが近づいてきました。
今年も思い出作りとして海水浴に行きたいですね!
毎年成長する子供達・・・ハンディカムで撮影して記録しております。
僕の使っているハンディカムは「HDR-CX700V」なのですが、モニターがグラつくようになりました。
モニターの操作はできますし、撮影にも問題はありません。
なので放置しておいたのですが、最近はさらに大きくモニターがグラつきます。
歩きながら撮影していると、モニターがカタカタと動く音まで録画されます・・・
夏休みに海水浴に行く前に修理したいのですが、「HDR-CX700V」の修理方法はネットで見つかりませんでした。
なので思い切って分解してみたところ、モニターを固定しているネジが緩んでいたのが原因でした。このネジを締めなおしたら、モニターのグラつきはなおりました!
なかなか複雑な構造でして分解にはコツが必要だったので、記事にまとめてみました。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
ハンディカム:HDR-CX700Vを分解する方法
我が家で使っているハンディカムは、少し古いタイプの「HDR-CX700V」です。
ハンディカムの分解に必要な物は、精密ドライバー、ピンセット、ラジオペンチです。
では、ハンディカム:GDR-CX700Vを分解していきましょう。
テープ式ハンディカムと比べると、そんなにむずかしくありません。
開始前にバッテリーをはずしておきましょう。
ハンディカム底のネジ7個をはずします。
ネジをはずせは、ハンディカムの底カバーがはずせます。
モニターを開いて、ネジ3個をはずします。
ハンディカムのグリップベルト側のネジ3個をはずします。
グリップベルトがついているとカバーをはずせないので、グリップベルトをはずします。
バッテリー側のネジ1個をはずします。
グリップベルト側のカバーをはずします。
ここが分解の最難関門です!カバーががっちりと固定されていてはずれないのです・・・
でも、コツさえつかめば簡単にはずせますよ。
カバーの上側は5ヵ所のツメで固定されています。
写真の左側から、ツメから1個づつはずしていきます。
5ヵ所のツメをはずしたら、上から引き抜くようにしてカバーをはずします。
上カバーを固定しているネジ1個をはずします。
上カバーをはずしました。
モニターに接続している青色ケーブルをはずします。
ピンセットかラジオペンチでつまんで、上に引き抜きます。
レンズ右側から固定しているネジ1個をはずします。
レンズ下側から固定しているネジ2個をはずします。
レンズ上側から固定しているネジ2個をはずします。
すぐ隣の、モニターを固定しているネジ1個をはずします。
ここでレンズを少し動かします。
レンズは横と底の2ヵ所のツメで固定されているのではずします。
まずは、横のツメをマイナスドライバーでずらします。
次に、底のツメをマイナスドライバーでずらします。
レンズ横のツメと底のツメの位置関係は、こちらを参考にしてください。
2ヵ所のツメをはずしたら、レンズを前にずらします。
するとモニターを固定しているネジ1個が見えるので、これをはずします。
これでモニターを本体に固定しているネジを、全てはずしました。
モニター部分を上から、ぱかっと開きましょう。
モニターのグラつきをなおす方法
開いたモニターの内部をみると、銅製のネジ2個が見えます。
このネジがゆるんでいたので、モニターがグラついていたのです!
精密ドライバーで、しっかりと2個のネジを固定します。
はい、そのとおりですね。ゆるんだネジを締めただけですから・・・
でも次にモニターがグラついた時は、ハンディカムの寿命だと思って買いなおしですかね。
4K画質で撮影できて手振れ補正付きなんて、いい時代になったものですね。
次はこんなハンディカムが欲しいですね。
ネジ2個をしめたら修理は終わりです。
あとは分解した逆の手順でハンディカムを組み上げるだけです。
気を付ける点としては、モニターの青色ケーブルを戻す時ですかね。
モニター側のコネクタに、上から真っすぐに差し込みます。
差し込みが不完全だと、組み上げてからモニター操作出来ない不具合になります。
ハンディカムを元にもどしました。モニターのグラつきがなおりました!
バッテリーを接続して電源ONしてみます。おおっ、モニターも映りますね!
これで今年の海水浴も、ハンディカム:HDR-CX700Vが大活躍するでしょう。
まとめ
今回は、モニター部分がグラついたハンディカムの修理方法について紹介しました。
何気に使っているHDR-CX700Vですが、2011年製のハンディカムでした。
12年も使っていれば、ネジの1つや2つがゆるんでも不思議ではないですね。
運悪くモニター内部から固定しているネジだったので、ハンディカムの分解が必要でした。
そろそろ寿命なのかもしれませんが、ちょっとした修理で延命できました。
この記事を参考にする人はケーブルの断線に気を付けてください。
そして、自己責任でトライしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。