DIY PR

古いゲーム用パソコンを救え!マザーボードとCPUを交換してWin11にアップデートする方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

まさかのWindows11が公開されてから約1年半が過ぎました。
Windows10が最後のバージョンと言われていたので安心してゲーム用パソコンを買ったのですが、その数年後にはWindows11が発表されてしまいました。

Windows8からWindows10のように簡単にアップデートできると思ったら、Windows11はかなり手強いです・・・
何が手ごわいかというと「CPUが第8世代以降」という巨大な壁があるのです。
(第七世代でも一部のCPUはアップデート可能です)
僕のマシンのCPUはcore-i7-7700(第7世代)なのでアップデートできませんでした。

CPUが第7世代のWindows10パソコンなので、Windows11にアップデートできないチェック結果を撮影した写真。とてもさみしい文字が表示されています。
奥さん
奥さん
Windows11にできない?それじゃWindows10のまま、ずっと使えばいいじゃん。
みっく
みっく
いやいやサポート期限を過ぎてからネットに接続するなんて危ないから・・・

Windows10のサポート期限は2025年10月14日までなので、まぁいいかと使い続けていました。しかし2023年に突入しまして、あと2年しか猶予がなくなりました。
あっという間に月日が過ぎ去る前に、考えられる2つの対応を検討しました。

①素直に新しいWindows11のゲームパソコンを購入する
②現状のゲームパソコンを、何とかしてWindows11にアップデートする

いろいろ考えているうちに、昔は自作マシンを組んでいた記憶がよみがえってきました。
マザーボードとCPUをセットで交換すれば、Windows11アップデートの要件をクリアできます。というわけで、実際にマザーボードとCPUを交換してWindows11にアップデートしてみました。
ゲームマシンがスリムタイプだったのでパーツを外すのに苦労しましたが、問題なく動いてくれました。
この記事ではゲームパソコンのマザーボードとCPUを交換してWindows11にアップデートする方法を紹介します。

記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当

マザーボードを交換する前にすること

一般的なゲーム用パソコンは完全な自作ではなく、ドスパラやマウスコンピューターといったパソコン工房で購入すると思います。
購入したパソコンにはWindows10は既にインストールされているので、このWindows10はOEM版(Original Equipment Manufacturing)です。
このOEM版のWindows10は、パソコンのマザーボードに紐づけられています。
つまりマザーボードを交換すると、Windows10が使えなくなってしまうのでしょうか?

奥さん
奥さん
Windows10が使えなくなる?本末転倒とはこのことね。
みっく
みっく
Windows10以降なら、Microsoftアカウントと紐付けさせればOKなのさ。

というわけでマザーボード交換前に、Windows10とMicrosoftアカウントを紐付けさせているか確認しましょう。[Windowsキーを右クリック]→[設定]→[アカウント]→[ユーザーの情報]を開きます。
「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」と表示されていればOKです。
「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」と表示されていたらクリックしましょう。Microsoftアカウントとパスワードを入力して、ログインするときに入力しているパスワードを入力します。

Windows10のアカウントがとMicrosoftアカウントを紐付けされている写真。Windows10のアカウントがとMicrosoftアカウントを紐付けされています。

次に「デジタルライセンス」認証が成功しているかどうか確認しましょう。
[Windowsキーを右クリック]→[設定]→[更新とセキュリティ]→
[ライセンス認証]を開きます。

WindowsはMicrosoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されている写真。ライセンス認証に成功しています。

デジタルライセンスにて、ライセンス認証が成功していますね。
これでマザーボードを交換しても、Microsoftアカウントでログインして認証を行えばWindows10を使うことができます。

交換するマザーボードとCPUの選定

これが僕の使っているゲーム用パソコンのドスパラ製「GALLERIA ST」です。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」を撮影した写真。スリムタイプのパソコンなのでせまい場所でも使えます。

ミネラルウォーターのペットボトルと、大きさを比較してみました。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」とミネラルウォーターのペットボトルの大きさを比較した写真。ゲーム用パソコンとしては、かなり小さいサイズです。

現状のGALLERIA STのスペックです。
CPUとGPUはもともとのパーツから変更してありますが、CPUが第七世代なので、Windows11にアップデートできません・・・
(もともとのCPU:Intel Core i5-7500、GPU:Geforce GTX 1080 6G)

種 類 名 称 特 徴
マザーボード ASRock H270M-ITX/ac 第6,7世代CPUに対応
CPU(プロセッサ) Intel Core i7-7700
(消費電力:65W)
第7世代のCPU(Core i7)
GPU(グラフィックス) Geforce GTX 1080 GPUは、Windows11の
システム要件に含まれない

 

CPUを第8世代以降に変更するためには、第8世代以降に対応したマザーボードに変更する必要があります。パソコンの動きが遅くなってもいいから、第7世代のCPUもシステム要件に入れてほしかったですね。きっとこのまま第7世代より前のCPUは切り捨てられていくのでしょう・・・

ASRockのマザーボードが使われていたので、同じメーカの後継品を使うことにしました。
GPUもひと昔前のGeforce GTX 1080なので、とくに最新の構成でなくてもOKです。
(とはいえ僕がゲームをプレイする分には何の問題もない)
というわけで、このような構成にすることにしました。

種 類 名 称 特 徴
マザーボード ASRock H570M-ITX/ac 第10,11世代CPUに対応
CPU(プロセッサ) Intel Core i5-11400
(消費電力:65W)
第11世代のCPU(Core i5)
GPU(グラフィックス) Geforce GTX 1080 GPUは、Windows11の
システム要件に含まれない

こちらが、ASRock製マザーボード:H570M-itx/acです。

ASRock製マザーボード:H570M-itx/acを撮影した写真。ASRock製H570M-itx/acは、小さいタイプのマザーボードです。

このマザーボードは、第11世代のCPU(Core i5-11400)が使えます。

ASRock製マザーボード:H570M-itx/acに取り付けた、Intel製CPU:Core i5-11400を撮影した写真。ASRock H570M-itx/acはIntel Core i5-11400が使えます。

電源のキャパが心配ですが、今使っているCore i7-7700と同じ消費電力:65Wなので問題ないでしょう。CPUはAmazonで購入できます。

 

マザーボードはAmazonでは見つかりませんでしたが、楽天市場にはありました。

ゲームパソコンを分解していく

ではゲーム用パソコンのGALLERIA STを分解していきましょう。
作業の手順は以下になります。

①光学ドライブのトレーのベゼルをはずす。
②パソコンのサイドパネルをはずす。
③SSD(HDD)を取りはずす。
④GPUを取りはずす。
⑤マザーボードに取り付けられている部品・ケーブルをはずす。

①光学ドライブのトレーのベゼルをはずす。

マザーボードを交換するので、マザーボードに取り付けた部品をはずす必要があります。
GALLERIA STの部品の中で一番大きなものがGPUです。
このGPUと光学ドライブが1つのフレームに固定されています。
つまりGPUをマザーボードから取りはずすと光学ドライブも一緒にはずれますが、
トレーのベゼルがケースに干渉します。なので、最初にトレーのベゼルをはずしましょう。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」の光学ドライブのベゼルを撮影した写真。GALLERIA STのGPUをはずす前に、光学ドライブのベゼルをはずしましょう。

トレーを引き出して、上側のツメをマイナスドライバーでこじります。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」の光学ドライブのベゼルを固定しているツメの場所を説明した写真。このツメを、マイナスドライバーでこじります。

ベゼルを壊さないように、少しずつ上下を引っ張ってはずしていきます。
なんとかベゼルがはずれました!3ヵ所のツメでトレーに固定されていました。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」の光学ドライブのベゼルをとりはずした写真。ベゼルのツメの位置を意識すると、はずしやすいと思います。

 

②パソコンのサイドパネルをはずす。

パソコンを横にたおして、背面のネジ2個をはずします。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のケースを固定しているネジ2個の場所を説明した写真。このネジでケースが固定されています。

サイドパネルを手前に引くようにしてはずします。
サイドパネルのファンに配線がありますので、コネクタをはずしましょう。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のケース側のファンのコネクタの位置を説明した写真。ファンの配線のコネクタをはずしましょう。

 

③SSD(HDD)を取りはずす。

SSDに接続しているケーブルをはずします。
次にSSDを固定しているネジをはずして、SSDを取りはずします。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」の光学ドライブのケーブルを撮影した写真。光学ドライブのケーブルをはずします。

GPUが接続しているフレームのネジ6個をはずします。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のGPUを固定しているフレームのネジの場所を説明した写真。GPUが接続しているフレームのネジ6個をはずします。

マザーボードのPCI-Expressスロットのロックをはずします。
ツメみたいな部品がロックです。これを上から押すとロックが解除します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のPCI-Expressスロットのロックを解除している写真。このツメを上から押して、ロックを解除します。

GPUが固定されているフレームを取りはずします。
PCI-ExpressスロットからGPUをはずすイメージです。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のGPUを固定しているフレームを取りはずした写真。PCI-ExpressスロットとGPUに注意しながら取りはずしました。

マザーボードからGPUを取りはずしました!
GALLERIA STはスリムタイプなので、マザーボードの交換は大変です。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のマザーボード(ASRock製 H270M-ITX/ac)を撮影した写真。マザーボードは「ASRock製 H270M-ITX/ac」でした。

⑤マザーボードに取り付けられている部品・ケーブルをはずす。

マザーボードにとりつけられたメモリをはずします。
メモリをはずすには、まずロックを横に倒して解除します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のマザーボード(ASRock製 H270M-ITX/ac)のメモリのロックを撮影した写真。黒いツメがメモリのロックです。

ロックを解除したら、メモリを上に引き抜きます。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のマザーボード(ASRock製 H270M-ITX/ac)のメモリを引き抜いている写真。ちょっとかたいですが、思い切って引き抜きます。

マザーボードに接続しているケーブルを全て引き抜きます。
次にマザーボードを固定しているネジ4個をはずします。
スペースが狭くて苦労しましたが、マザーボードとI/Oパネルを取りはずせました!

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のマザーボード(ASRock製 H270M-ITX/ac)とI/Oパネルを取り外した写真。せまいスペースなので、かなり苦戦しました。

 

マザーボードとCPUを交換する手順

取りはずしたマザーボード(H270M-ITX/ac)と交換するマザーボード(H570M-ITX/ac)を比較してみます。メーカーも規格も同じ後継品なので交換できそうです。

ASRock製 H270M-ITX/acとSRock製 H570M-ITX/acを比較した写真。コネクタの配置が少し違いますが、使えそうです。

作業の手順は以下になります。

①古いマザーボードのCPUクーラーをはずす。
②交換するマザーボードにCPUクーラーを取り付ける。
③交換するマザーボードをパソコンに取り付ける。
④マザーボードに部品・ケーブルを取り付ける。
⑤SSDとサイドパネルを取り付ける。

①古いマザーボードのCPUクーラーをはずす。

CPUクーラーは交換するマザーボードで流用するのではずしましょう。
CPUクーラーの4ヵ所のロックをまわして解除します。

ASRock製 H270M-ITX/acに接続しているCPUクーラーのロックの解除方法を説明した写真。写真では、右上と左上のロックは角度的に写っていません。

CPUクーラーをはずしました。

ASRock製 H270M-ITX/acに接続しているCPUクーラーを取り外した写真。CPUに塗ったグリスの粘性もまだまだ元気のようです。

CPUとCPUクーラーに残ったグリスを、無水エタノールでふき取ります。

CPUとCPUクーラーに残ったグリスを、無水エタノールでふき取っている写真。古いグリスはふき取りましょう。

 

②交換するマザーボードにCPUクーラーを取り付ける。

交換するマザーボード(H570M-ITX/ac)に取り付けたCPU(Core i5-11400)に、
CPUグリスを塗ります。

ASRock製H570M-ITX/acに取り付けたCore i5-11400に、CPUグリスを塗っている写真。交換するCPUにグリスを塗ります。

CPUにグリスを塗ったら、CPUの上にCPUクーラーを取り付けます。

ASRock製H570M-ITX/acに取り付けたCore i5-11400にCPUグリスを塗って、CPUクーラーを取り付けている写真。CPUの上にCPUクーラーを取り付けます。

CPUクーラーを取り付けたら4ヵ所のロックを、左にまわしてから押して固定します。

ASRock製H570M-ITX/acに取り付けたCore i5-11400にCPUグリスを塗って、CPUクーラーを固定した写真。CPUクーラーについている、4ヵ所のロックを固定します。

CPUクーラーとサイドパネルのファンのコネクタを、マザーボードに接続します。

CPUクーラーとサイドパネルのファンのコネクタを、ASRock製H570M-ITX/acに接続している写真。ケースのスペースが狭いので、あらかじめコネクタを接続しておきます。

 

③交換するマザーボードをパソコンに取り付ける。

古いマザーボードから取りはずしたメモリを、新しいマザーボードに取り付けます。

ASRock製H570M-ITX/acに、ASRock製H270M-ITX/acから取りはずしたメモリを取り付けている写真。メモリを取り付け忘れると、パソコンの性能がガタ落ちするので気をつけましょう。

新しいマザーボードのI/Oパネルを取り付けて、新しいマザーボードをパソコンに取り付けます(古いマザーボードのI/Oパネルは使えません)。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に、ASRock製H570M-ITX/acのI/Oパネルと本体を取り付けている写真。新しいI/Oパネルに交換しないと、マザーボードが取り付けられません。

新しいマザーボードを取り付けたら、4ヵ所のネジで固定します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に、ASRock製H570M-ITX/acをネジ止めしている写真。H270M-ITX/acとH570M-ITX/acはネジ穴が同じでした。

 

④マザーボードに部品・ケーブルを取り付ける。

取りはずしたコネクタ類を、交換したマザーボードに取り付けます。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に取り付けたASRock製H570M-ITX/acに、コネクタ類を接続した写真。コネクタの位置が少し違いますが、元にもどすようにコネクタを接続します。

最後にGPUを取りつけます。
マザーボードのPCI-Expressスロットに、GPUの接点を差し込んで取り付けます。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に取り付けたASRock製H570M-ITX/acのPCI-Expressスロットを撮影した写真。GPUのL字の接点を壊さないように、慎重に取り付けましょう。

GPUを取り付ける前に、光学ドライブのケーブルを差し込んでおきます。

GPUを取り付ける前に、光学ドライブのケーブルを差し込んでいる写真。GPUを取り付けた後では、光学ドライブのケーブルを差し込めませんでした・・・

GPUのフレームを取りつけたら、PCI-Expressスロットのロックを上げて固定します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に取り付けたASRock製H570M-ITX/acのPCI-Expressスロットのロックを撮影した写真。PCI-Expressスロットのロックを忘れずに固定しましょう。

光学ドライブのケーブルを接続します。次にGPUのフレームを6個のネジで固定します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」に取り付けたASRock製H570M-ITX/acに、GPUを接続した写真。光学ドライブのケーブルを接続するのを忘れずに・・・

 

⑤SSDとサイドパネルを取り付ける。

SSDを元にもどします。SSDをネジで固定して、ケーブルを接続します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」にSSDを取り付けてネジで固定してケーブルを接続した写真。あと少しで作業の完了です・・・

サイドパネルのファンに、コネクタを接続します。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のサイドパネルのファンに、コネクタを接続した写真。これを忘れると、サイドパネルのファンが動かないです。

最後にサイドパネルをネジで固定して、作業終了です。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のサイドパネルを取り付けた写真。最後にサイドパネルをネジで固定します。

つ、ついにマザーボードの交換が完了しました。
I/Oパネルを比較してみましょう・・・やはり多少違いますね。

ASRock製H270M-ITX/acと、H570M-ITX/acのI/Oパネルを比較した写真。ASRock製H270M-ITX/acと、H570M-ITX/acの比較です。
みっく
みっく
マザーボードの交換には4時間ぐらいかかったよ。
奥さん
奥さん
朝5:00ごろから、パソコンを分解していたのね。
みっく
みっく
休日の昼間にパソコンいじっていたら文句言われるからねぇ。

苦労してマザーボードを交換しましたが、パソコンが動くかわかりません。
ドキドキしながらケーブル類を接続して、電源ONしてみました・・・
おおっ。ASRockとモニターに表示されました!

ASRock製H570M-ITX/acに交換した、ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」を電源ONした写真。交換したマザーボードが通電できたようです。

そして違和感なくWindows10が立ち上がってきました!

ASRock製H570M-ITX/acに交換したドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のWindows10の起動画面を撮影した写真。マザーボードとCPUを交換したパソコンで、Windows10が起動しました!

マザーボードを交換したので、Windows10にサインインできませんでした。
しかし、マイクロソフトアカウントと連携してあるので大丈夫なはずです。
LANケーブルを接続して、「暗証番号(PIN)をセットアップする」をクリックします。

ASRock製H570M-ITX/acに交換したドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のWindows10で、暗証番号(PIN)をセットアップするをクリックする写真。「暗証番号(PIN)をセットアップする」をクリックします。

マイクロソフトアカウントのパスワードを入力して、「サインイン」をクリックします。

マイクロソフトアカウントのパスワードを入力して、「サインイン」をクリックする写真。マイクロソフトアカウントのパスワードを入力します。

SNSにコードを送信する画面が表示されるので、「SNSに送信」をクリックします。

マイクロソフトアカウントからのSNS送信画面を撮影した写真。「SNSに送信」をクリックします。

登録してある電話番号の最後の4桁を入力して、「コードを送信」をクリックします。

登録してある電話番号の最後の4桁を入力して、「コードを送信」をクリックしている写真。電話番号の最後の4桁を入力して、「コードを送信」をクリックします。

スマホにコードが書かれたSNSが届きます。
このコードを入力して、「確認」をクリックします。

マイクロソフトアカウントからSNSに届いたコードを入力して「確認」をクリックする写真。スマホに届いたコードを入力して「確認」をクリックします。

PINを再設定するので「続行」をクリックします。

PINの再設定確認画面を撮影した写真。PINを再設定するので「続行」をクリックします。

PINを入力して「OK」をクリックします。

Windows10のPIN設定画面を撮影した写真。以前使っていたのと同じPINでも大丈夫でした。

ついにマザーボードを交換したGALLERIA STで、Windows10のサインインできました!

ASRock製H570M-ITX/acに交換したドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」でWindows10にサインインした写真。マザーボードを交換しても、Windows10のサインインできました。
みっく
みっく
ゲーム用パソコンのマザーボードを交換しても、Windows10はサインインできたよ!!
奥さん
奥さん
・・・そんなにスゴイことなの?まぁ朝5:00から頑張ったから動いて良かったね。

無事にGALLERIA STが、第11世代CPUパソコンとしてよみがえりました!
では、本当に交換したマザーボードとCPUを認識しているか確認しましょう。
システム構成で確認してみます・・・交換したCore i5-11400とH570M-ITX/acを認識しています。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」で交換したCore i5-11400とH570M-ITX/acを認識しているシステム構成画面を撮影した写真。交換したCPUとマザーボードを認識しています。

ついにGALLERIA STが第8世代の高い壁を乗り越えました!
そして「Windows11を実行できます」とうれしい画面が表示されました!

Core i5-11400とH570M-ITX/acに交換したドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」で、Windows11が実行できると表示された画面を撮影した写真。ついに夢にまで見た画面が表示されました。

最後に、光学ドライブのトレーのベゼルを取り付けて作業終了です。
お疲れさまでした。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のトレーのベゼルを取り付けている写真。忘れないうちに、トレーのベゼルを取り付けましょう。

 

Windows11にアップデートする手順

ゲーム用パソコン「GALLERIA ST」のマザーボードとCPUを交換して、Windows10で使えるようになりました。いつWindows11にアップデートしようかな?と考えていました。
しかし意外にもあっさりとWindows11にアップデートすることになりました。
なんと、普通にWindows Updateで催促されました。

Windows Updateより、Windows11のインストールの準備ができた通知画面を撮影した写真。「ダウンロードしてインストール」をクリックして、Windows11にアップデートしてみます。

WindowsXPを新規にインストールした時と違って、何となくWindows11はWindows10の上位版のOSのようですね。ソフトウェアライセンス条項が表示されますので「同意してインストール」をクリックします。

Windows11のソフトウェアライセンス条項の同意画面を撮影した写真。「同意してインストール」をクリックします。

あっさりとWindows11がインストールされています。

Windows11のインストール実行画面を撮影した写真。なんだかWindows10が更新されているようにも見えます。

放置していたらWindows11がインストールされていて、再起動を要求されていました。
「今すぐ再起動する」をクリックします。

Windows11のインストールが終了して再起動を要求している画面を撮影した写真。「今すぐ再起動する」をクリックします。

パソコンが再起動すると・・・Windows11として起動しました!

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」がWindows11として起動した写真。Windows11として起動しました。

ではシステム情報を見てみましょう・・・たしかにWindows11と表示されています!

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のシステム情報画面より、Windowsの仕様がWindows11 Homeであることを説明した写真。これでGALLERIA STを、GPUの限界地点まで使い続けられます。

気になるWindows11の更新プログラムも、配信されてインストールできました。

ドスパラ製のゲーミングパソコン「GALLERIA ST」のWindows11に配信された更新プログラムをインストールしている写真。更新プログラムも配信されるので安心して使えますね。
みっく
みっく
このパソコンのGPUはGeforce GTX-1080だけど、僕が使うには十分だよ。
奥さん
奥さん
GPU?よくわからないけど、ゲームばっかりしていないでね。

Steamでゲームをプレイしてみる

ゲーム用パソコンをWindows11にアップデートできたので、Steamでゲームをプレイできるかテストしてみましょう。
「バイオハザードRE:3」を実際にプレイしてみました。

Windows11にアップデートしたGALLERIA STでSteamのライブラリ画面を撮影した写真。Steamは問題なく起動できますね。

実際にプレイしてみると、キレイな映像に驚かされます。
プレステ時代のジルの顔は覚えていませんが、まー美しいこと。

バイオハザードRE:3の主人公のジルを撮影した写真。まるで実写かと思うくらい、ジルの表情がリアルでキレイです。

そんなジルをうっとり眺めていると、巨大な敵が壁を壊して襲ってきます。

バイオハザードRE:3の主人公のジルを、追い詰める追跡者を撮影した写真。プレステの前作でも、かなりしつこい敵でしたね。

追い詰められたジルですが、カルロスに助けられます。
ここから2人で協力して、ラクーンシティからの脱出を目指します。

バイオハザードRE:3の主人公のジルのパートナーのカルロスを撮影した写真。プレステ時代のカルロスとくらべて、髪型がかなり変わりました。

数年前にクリアしいますが、バイオハザードRE:2に比べて少しボリューム的に少ないかな?と感じますね。
バイオハザードRE:2ではレオンとクレアという2人の主役に加えてエイダ様という、影の主役と感じるキャラのシナリオがあるからです。
バイオハザードRE:3もパートナーとしてカルロスが操作できますが、シナリオ上でジルが感染してしまうのでその間の補完作業という感じですね。
まぁしっとりと、大人の色気のジルを操作して楽しみましょう。

クリア後には、強化武器を使うことができます。
まずはバイオ定番の無限ロケランです。ゾンビなどは1撃で粉砕できます。
まさに無双状態なのですが、素早い敵には当たりづらいです。ロケランの弾道が見えるのですが、すこし遅くて敵に当たらなければ背後に飛んで行ってしまいます。

バイオハザードRE:3で無限ロケットランチャーを撮影した写真。そう考えると、ロケランはゾンビ犬には不向きですね。

次にRAI-DENという武器があります。敵の急所に当てれば1撃で倒せます。
名前の通りに電撃を発射するのですが、これがなかなか急所に当たりません。
しかも連射機能がないので、急所に当たらなければダメージ覚悟の上級者向きです。

バイオハザードRE:3でRAI-DENを撮影した写真。ゾンビ相手に何度も撃ちましたが、ヘッドショットが難しいです。

最後に紹介する武器が、HOT-DOGGERです。
見ためは少し短い「炎の剣」ですね。攻撃した敵を炎上させる効果があります!
「るろうに剣心」に登場した、志々雄真実の剣技を再現できるかもしれません。

バイオハザードRE:3でHOT-DOGGERを撮影した写真。赤い刀身が、この剣の攻撃力を物語っているようです・・・

では実際に攻撃してみましょう。『壱の秘剣・焔霊(ほむらだま)!!』
あらっ、ふつうにナイフで攻撃するアクションですね。

バイオハザードRE:3でHOT-DOGGERを装備して攻撃アクション撮影した写真。志々雄真実の剣技は再現できませんでした。

たしかに攻撃したゾンビは切り口が焼けたようですが、これをメインで使うのは難しいですね。ナイフクリアを目指せる人でしたら、かなり重宝すると思います。

みっく
みっく
というわけでWindows11にアップデートしてもSteamでゲームをプレイできたよ♪
奥さん
奥さん
壱の秘剣だぁ?テストとか言いながら、しっかりと楽しんでるじゃん(怒)

Windows11にアップデートできたので、SteamでバイオハザードRE:4をプレイするのが楽しみです。

まとめ

今回はゲーム用パソコンのマザーボードとCPUを交換して、Windows11にアップデートする方法についてまとめました。
Windows11はCPUの最小要件が第8世代なので、4,5年前のパソコンだとアップデートできません。せめて第7世代CPUぐらいは救ってほしかったのですが、現実はキビシイですね

元々使っていたマザーボード「ASRock H270M-itx/ac」は、第6,7世代CPUに対応しているので、CPUだけ第8世代を買ってきても取り付けられません。
つまりCPUとマザーボードをセットで交換する必要がありました。
今回は最新ではありませんが、第11世代として「ASRock H570M-itx/ac」と「Core i5-11400」に交換しました。同じメーカー(ASRock)の後継マザーボードだったので、交換自体はむずかしいありませんでした。

ところがゲーム用パソコンが「GALLERIA ST」という、スリム型のパソコンだったのが問題でした。せまいケースの中にパーツがぎっしり詰まっていました・・・
GPUをはずそうにも光学ドライブとセットになっていたりトレーのベゼルがケースに干渉していたりと、けっこう複雑でしたが問題なく動いてよかったです。

奥さん
奥さん
次は私が使っているノートパソコンのCPUを交換してねっ♪
みっく
みっく
ノートパソコンのマザーボード交換はムリだと思うよ・・・

この記事を参考にしてマザーボードとCPUの交換をする場合は、自己責任で慎重にトライしてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あわせて読みたい