先日壁の穴を補修しましたが、今度は床に穴があきました!!
今でも信じられないのですが、壁に飾ってあった石のお面が落下したのです。
何故そんな所に石のお面が飾ってあったのか?という疑問もありますが、十数年間は部屋を見守っていたお面でした。
床に穴があいた部分は、フローリングがはがれています。
子供が足を踏み入れたら怪我をしてしまうので、早急に補修する必要があります。
フローリングの交換とかは素人には難しいので、床にあいた穴の部分の補修をしてみました。補修に使ったのが、高森コーキ株式会社の「あらゆるキズの補修セット」です。
手軽に、キズ跡が目立たないように補修できたので記事にまとめてみました。
補修部分を確認する
今回は天井付近に飾ってあった、石のお面が落ちてきました。
床のキズは、落ちた場所とバウンドした先の2箇所に残っていました。
石のお面が落ちた場所の、床のキズです。
バウンドした先の、床のキズです。
落ちた場所だけでなく、バウンドした先にもキズをつけるとは驚きです。
石ってバウンドするんですね、知らなかったです・・・
補修部分のバリをとりのぞく
床は穴があいているだけでなく、えぐれてバリができています。
このままでは穴を埋めることができないので、カッターを使ってバリを切っていきます。
石のお面が落ちた場所のバリを、カッターで切ってキレイにしました。
バウンドした先もキレイにしました。写真はピントが合いませんでした(すみません)。
バリだけでなく盛り上がってしまった部分は、カッターで削っていきます。
カッターの刃を入れるのがちょっと難しいです。
彫刻刀を使おうかとも思いましたが、ざっくり削りすぎてしまうのでやめました。
自ら自分の家をキズつけている錯覚に陥りますが、次の工程でキズ跡を埋めるので大丈夫です。大胆に、そして慎重に作業しましょう。
カッターを使ってバリを切っていきます。
バリだけでなく、盛り上がってしまった部分はカッターで削っていきます。
穴のあいた部分をカラースティックで埋めていく
ここからは、床のキズ跡を「あらゆるキズの補修セット」で埋めていきます。
キズ跡を埋めるのに使うのが、カラースティックです。
このセットには5種類の色が同封されています。
この中から、床の色に合ったカラースティックを選んで使います。
まずは小さいキズ(バウンドした先のキズ)から補修しました。
「あらゆるキズの補修セット」のコテの電源コードを、コンセントにさします。
コテが先が熱せられたら、カラースティックをコテ先にあてて溶かします。
コテ先で溶けたカラースティックを、床のキズ後に流し込みます。
流し込むといっても粘性が強いので、なかなかコテ先から垂れません。
たくさん溶かすと無駄遣いになるので、割りばしをつかって流し込みました。
カラースティックは粘性が強いので、なかなかコテ先から垂れません。
ある程度コテ先に溶かしたら、割りばしでキズ跡に流し込みましょう。
補修場所と手前の部分に、耐熱保護剤を塗っていきます。
コテ先を補修場所に当てて手前に引いて、補修面を平らに仕上げます。
この耐熱保護剤はコテ先の熱から床を守るだけでなく、カラースティックが接着しにくくする作用があります。補修面を平らに仕上げてから、余計なカラースティックは布で拭きとれます。
木目書きペンが同封されているので、補修面に木目を書き入れます。
絵心のない僕でも、なかなかキレイに仕上がりました。
次に、大きいキズ(石のお面が落ちた場所)を補修します。
先ほどの同じ方法で、カラースティックを溶かして流し込んでいきます。
耐熱保護剤を塗って表面を平らにしたら、木目ペンで木目を書きます。
なかなかキレイに仕上がりましたが、こちらはフローリングの2枚の板にキズがついています。板と板の境目を、全て再現するのは難しかったので断念しました。
石のお面が落ちたキズ跡の、補修前と補修後の比較です。
キズ跡が大きくて、コテ先で平らに仕上げるのが難しかったです。
でもバリやえぐれはキレイに仕上がったので、子供が走り回っても大丈夫ですね。
次に、バウンド先のキズ跡の、補修前と補修後の比較です。
こちらの補修場所は、ほとんど目立たないレベルに仕上がりました。
小さいキズの補修なら、簡単に直せちゃいます。
まとめ
絶望的な気分になった床のキズ跡ですが、DIYで治せることがわかりました。
床板の交換は難易度が高くてできませんが、「あらゆるキズの補修セット」を使えば簡単です。僕は初めてこのセットを使いましたが、手軽に床のキズを補修できました。
最後に、僕が使った感想をまとめますので参考にしてください。
※使ってみて良かった点
・小さなキズ跡なら簡単に補修できます。
・床の色に合ったカラースティックを使えます。
・合う色が無ければ、コテ先でカラースティックをブレンドできます。
・木目ペンが同封されているので、細かな調整ができます。
※注意点
・コテ先は熱くなるのでヤケドに注意です。
・大きなキズ後の補修は、平らに仕上げるのが難しいです。
・板と板の境目を再現するのは、ちょっと難しいです。
もし万が一、床にキズが着いた場合には「あらゆるキズの補修セット」がおすすめです。