DIY

車の中でパソコンを使いたい!DIYで脚のないテーブルを作る方法とは?

とつぜんですが、お子さんを塾に通わせている人に聞きたいことがあります。
送迎の待ち時間を、どのようにすごしていますか?僕も週末は子供を連れて塾の送迎をしていますが、待ち時間のすごしかたで悩んでいました。

コロナ禍になるまでは喫茶店で本を読んだり、パソコンを広げていました。
でも今のご時世では、喫茶店で長時間すごすのは良くないですよね・・・

そこで、送迎に使っているマイカーを利用できないかと考えました。
たしかに自分の車の中なら読書はできますが、パソコンが使えないですよね。
膝の上にパソコンおいて・・・って効率わるいというか長時間は無理です。
車内にちょうどいいテーブルがないか探したのですが、なかなか見つかりません、
そこで、車のスペースに合ったテーブルをDIYで作ってみました!!
といっても簡単ではなく、試行錯誤の上で完成しました。

最初に結論を書きますと、車内では部屋で使っているような4本脚のテーブルは使えませんでした。狭い車内の空間では普通のテーブルだと、脚とシートが干渉してしまうのです。

そこで、脚の代わりに「シートのひじ掛け」を利用してテーブルを設置しました。
これがかなり優秀です。送迎の待ち時間だけでなく車の中での食事にも活躍します。
みなさんも、DIYで車内用テーブルを作ってみませんか?

おすすめする人
・車を持っている人。
・シートにひじ掛けがついている車を持っている人
・子供の送迎で、待ち時間を有効に使いたい人
・家族と車で、よく出かける人

おすすめできない人
・車を持っていない人
・シートにひじ掛けがついていない車を持っている人
・車を持っていても、あまり出かけない人

 

車のスペースを計測して、テーブルのサイズをきめる

まずは車で、テーブルを使いたい場所を計測しましょう。
わが家の車はvoxyです。テーブルを使いたい場所は2列目シートです。
子供2人、または大人1人と子供1人で使うことを考えて、幅110cm x 奥行35cmの
テーブルにします。

1人用のテーブルを2個使うという方法もあります。
しかし子供が使うことを考えると、大きなテーブルのほうが便利だと考えました。

voxyの1列目と2列目シートには、ひじ掛け(アームレスト)がついています。
ここにレールをのせて、その上にテーブルの天板を固定するというアイディアです。
実際に子供がすわって、ひじ掛けにテーブルの天板を置くとちょうどいい高さになります。

 

段ボールの試作品でテストしてみる

いきなり木材を加工して失敗すると困るので、段ボールで試作品を作ってみました。
本当に4本脚のテーブルが使えないのかのテストもしてみます。
段ボール製なのでふにゃふにゃしていますが、大きさと高さを確認するには十分です。

テスト用に段ボールで作ったテーブルを撮影した写真テスト用に段ボールのテーブルを作ってみました

2列目シートに、段ボールのテーブルを設置してみました。

2列目シートにテスト用のテーブルを置いた写真2列目シートにテスト用のテーブルを置いてみました

テーブルの脚がシートにぶつかるので、シートから離れた位置にしか置けません!
これではパソコンを使った作業はできませんね。
やっぱり4本脚のテーブルは使えないですね・・・テストしてよかったです。
次に、1列目シートと2列目シートのひじ掛けにレールをつけて、その上にテーブルの天板をおいてみました。

ひじ掛けにレールをつけて、その上にテーブルを置いてみた写真ひじ掛けを使えば、テーブルが置けそうです

これならテーブルの天板に位置を自由に変えられるので使えそうですね!
このテストから、ひじ掛け(アームレスト)を利用したテーブルを作ることにしました。
簡単な設計図も書いてみました。

テーブルの設計図を撮影した写真テーブルの設計図を書いてみました

 

DIYで車内用テーブルの作り方

テーブルの天板は、安価なファルカタ集成板にしました。
ひじ掛けにおくレールは、カラーアングルを使うことにしました。

カラーアングルと天板を撮影した写真カラーアングルとファルカタ集成板を使います

カラーアングルにテーブルの天板をはめる枠は、パイン材を使います。
パイン材の枠には鬼目ナットを埋め込みます。
蝶ボルトと鬼目ナットを使って、カラーアングルと枠を固定する予定です。

材料

※テーブルの天板と枠
・ファルカタ集成板…1枚(120cm x 35cm x 1.3cm)
・パイン材…1本(91cm x 3cm x 2.4cm)
・L字金具…4個
・ビス…8個

※テーブルを固定するレール
・カラーアングル120cm…2本
・アングルキャップ…1セット(4個入り)

※カラーアングルとテーブルを固定する金具
・鬼目ナット(ねじ込みタイプ、ツバ無し)…4個(M5 13mm)
・蝶ボルト…4本(M5 10mm)
・ワッシャー…4本(M5用)

※テーブルとヘッドレストを固定させる
・ヘッドレストフック…2本
・アンカーボルト…2本(M10用)
・金具(カチオン電着塗装)…2個(M10の蝶ナットで固定できるもの)
・蝶ナット…2本(M10用)

木材は購入した、ホームセンターでカットしてもらいましょう。
ファルカタ集成板は、120cm→110cmにカットしてもらいます。
パイン材も、35cmの長さで2本にカットしてもらいました。
木材は簡単に切断できますが、カット代も安いのでお願いしました。

材料の中の「鬼目ナット」を知っていますか?
鬼目ナットを使うと、木材にナットを埋め込むことができます。

鬼目ナットとボルトを撮影した写真鬼目ナットと蝶ボルトです

「鬼目」の名前のとおり、トゲトゲがたくさんついています。
このトゲが木材に引っかかることにより、ナットとして使うことができます。

 

テーブルの作り方

①テーブルの天板を研磨する
購入したファルカタ集成板を、サンダーで研磨します。

木材を研磨する電動サンダーを撮影した写真木材の研磨には電動サンダーを使います

木材の表面がつるつるしているように見えますが、じつはささくれています。
子供が使ってトゲがささらないためと、ニスとキレイに塗るためです。
この電動サンダーはコンセントをさしてから、前面のボタンで操作します。

電動サンダーの使い方を説明した画像電動サンダーの使い方です

板の表面を研磨していきます。写真撮影のために片手で使っていますが、実際には両手で使います。

電動サンダーで木材を研磨している写真電動サンダーで木材を研磨します

板のカドの部分も研磨して丸くします。枠に使うパイン材もカドも丸くします。
カドの部分の研磨前と後の比較です。これなら子供が使っても安全ですね。

板の角を研磨する前と後を比較した画像板の角を研磨する前と後を比較です

サンダーの粉塵ケースには、研磨した木材が粉状になっています。

研磨後の電動サンダーに残った木材の粉塵を撮影した写真研磨後の電動サンダーには、木材の粉塵が残っています

目に入ると痛いので、風に飛ばされないように廃棄します。

②テーブルの天板にニスを塗る
研磨が終わったらニスをぬります。
手軽に済ませたいので、和信ペイントのソリッドカラーを使います。
このニスは水性なので安全です。しかもハケを使わずに、ウェットテッシュやスポンジで塗れるんです。

※ソリッドカラーのもしもアフィリエイトのリンクを貼る

スポンジを使って塗るのがおススメです。軽く濡らしたスポンジにソリッドカラーをつけて、板にこすりつけるように塗っていきます。

ニスのソリッドカラーの塗り方を説明した画像濡らしたスポンジで、ソリッドカラーを塗っていきます

全体に塗ったら1時間くらい乾燥させます。その後、もう1回全体に塗ります。
塗り終わったら、約1日しっかり乾燥させます。

ソリッドカラーをしっかり乾燥させたら、ウエスで表面をふきます。
その後、表面をかるく研磨して仕上げます。
最初に400番のサンドペーパーを使います。
かまぼこの板くらいの大きさの木材にサンドペーパをくるみます。
そして優し~く、木目に沿ってこすります。表面のザラザラがとれていきます。

ニスを塗った板をサンドペーパーで研磨する写真ソリッドカラーが乾燥したら、表面をかるく研磨して仕上げます

次に、800番のサンドペーパを使って仕上げます。
同じように木材にくるんで、優しく木目に沿ってこすります。
これで、天板の完成です!きれいなグレー色に染まりました。

塗装が終わった板を撮影した写真テーブルの天板がソリッドカラーの色に染まりました

 

③枠にするパイン材に鬼目ナットを埋め込む
枠にするパイン材をテーブルの天板に取り付ける前に、鬼目ナットを埋め込みましょう。
パイン材をテーブルの天板に取り付けた後だと、鬼目ナットを埋め込むのが大変です。
パイン材を天板に取り付ける前に、鬼目ナットを埋め込みましょう。

パイン材をカラーアングルに当てて、鬼目ナットを埋め込む場所をマークしておきます。

鬼目ナットを埋め込む場所をマークする写真鬼目ナットを埋め込む場所をマークします

パイン材に、鬼目ナットを埋め込む下穴をあけます。

鬼目ナットを埋め込む下穴をあけている写真鬼目ナットを埋め込む下穴をあけます

パイン材にあけた下穴に、木工ボンドを少し流し込みます。

木工ボンドは少量にしましょう。たくさん流し込むと鬼目ナットの底のネジ穴にあふれてしまいます。鬼目ナットのネジ穴に蝶ボルトがつけられなくなるので、木工ボンドは少量にしてください。

鬼目ナットを下穴にあてて、六角レンチでまわして埋め込んでいきます。
パイン材の表面より、すこ~しだけ埋まるくらいがベストです。

鬼目ナットを埋め込んでいく写真鬼目ナットを埋め込みます

木工用ボンドが固まるまで、約1日そっとしておきます。

④天板に木の枠と金具を取り付ける
実際にテーブルの天板をカラーアングルに置いて、枠を取り付ける位置をマークします。

テーブルの天板をカラーアングルに置いた写真テーブルの天板をカラーアングルに置きます
枠を取り付ける位置をマークする写真枠を取り付ける位置をマークします

マークした位置に、L字金具でパイン材を固定します。
テーブルの天板にひびが入らないように、ゆっくりとビスをいれます。
テーブルの天板にパイン材を固定しました。

テーブルの天板にパイン材を固定する写真テーブルの天板にパイン材をとりつけます

脚のないテーブルにしたいので、脚の代わりに1列目シートのヘッドレストにテーブルを固定することにします。テーブルに金具をビスで固定します。

テーブルにとりつける金具を撮影した写真テーブルにとりつける金具です

運転席側と助手席側の2箇所に、金具を取り付けます。

2箇所に金具を取り付けた写真2箇所に金具を取り付けます

 

⑤ヘッドレストに固定させるフックの作成
ヘッドレストにテーブルを固定するには、ヘッドレストフックとアンカーボルトを使います。

ヘッドレストフックとアンカーボルトを撮影した写真ヘッドレストフックとアンカーボルトを使います

パイン材をヘッドレストフックに入る厚さに削ります。

パイン材をヘッドレストフックに入る厚さに削った写真パイン材を削ります

削ったパイン材を、ヘッドレストフックに入る大きさにカットします。

削ったパイン材を、ヘッドレストフックにはめこんだ写真ヘッドレストフックに入る大きさにカットします

パイン材をカットしたら、バリをとってアンカーボルトが入りやすいように丸形に削ります。

カットしたパイン材を丸形に削った写真アンカーボルトが入りやすいように丸形に削ります

ヘッドレストフックに、パイン材をビスで固定します。

ヘッドレストフックに、パイン材をビスで固定した写真ヘッドレストフックに、パイン材をビスで固定します

ヘッドレストにヘッドレストフックを取り付けます。

ヘッドレストにヘッドレストフックを取り付けた写真ヘッドレストにヘッドレストフックを取り付けました

これで全ての準備が整いました!さっそくカラーアングルにテーブルをのせてみます。

カラーアングルにテーブルを載せた写真カラーアングルにテーブルを載せました

アンカーボルトをヘッドレストフックにはめて、テーブルの金具の裏から蝶ナットで固定します。

テーブルをヘッドレストに固定する手順を説明した画像テーブルをヘッドレストに固定します

テーブルの裏側を見ると、カラーアングルにパイン材がぴったりはまっています。

テーブルの裏側を撮影した写真テーブルの裏側は、カラーアングルにパイン材がぴったりはまっています

カラーアングルと天板の枠を固定しましょう。
ワッシャーをはめた蝶ボルトを、鬼目ナットにねじこみます。

カラーアングルと天板の枠を固定した写真カラーアングルと天板の枠を蝶ボルトで固定します

片側2箇所、合計4箇所を固定しました。
なかなかいい感じに固定されています・・・これならテーブルとして使えそうです。

完成した車内テーブルを撮影した写真車内テーブルの完成です

では実際に、奥さんと子供に使ってもらいました。

車内テーブルで子供が図鑑を読んでいる写真テーブルで図鑑を広げても大丈夫です
車内テーブルでタブレット端末を操作している写真テーブルでタブレットやパソコンも使えます
車内テーブルで子供たちが食事をしている写真車内テーブルを使って、子供たちが美味しくお昼を食べられます
奥さん
奥さん
足元がすっきりしているから、乗り降りしやすいね。
子供A
子供A
これなら車の中でも勉強やパソコンができるね!

4月から検討を始めたので、完成までに約3ヵ月ほどかかりました。
当初の設計からはずいぶんと変わりましたが、ようやく実現できました。

子供B
子供B
ようやく完成したね。最初に作ったのとずいぶん違うような・・・
みっく
みっく
いろいろ試行錯誤して、ようやく完成したからね

 

まとめ

今回は、車の中で快適にすごせるようにDIYでテーブルを作ってみました。
このテーブルのおかげで、塾の送迎時間の待ち時間にパソコンが使えるようになりました。
待ち時間のあいだにブログの記事作成ができます!!
パソコン作業だけでなく、早朝に出発して海やスキーに出かけるときには、車内の食事用としても活躍します。

いろいろ試行錯誤したので、構想から完成まで約3ヵ月かかりました。
失敗の過程でいろいろな材料を買ったので、かなりの予算オーバーになりました(汗)

奥さん
奥さん
試行錯誤で予算オーバーぁ?いくらぐらい使ったの?
みっく
みっく
1万円くらいかなぁ。いろいろ実験を繰り返したから・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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