ウィンターシーズンがやってきました!
今シーズンも家族で、スキーやスノーボードを楽しむ予定です。
しかし「僕のブーツが足に合わない」という問題が残されています・・・
スノーボードを楽しんでいると、だんだん「かかと」が痛くなってくるのです。
熱形成するタイプのブーツなので僕の足にフィットしているはずですけど、
フィットしすぎて逆に「かかと」が痛くなるようです。
回避策として100円ショップで売っている「底まめ保護パッド」を、かかとの痛む部分に
貼ってやりすごしていました・・・
しかし、再度熱形成してかかとの部分を広げれば痛くならないのでは?と考えました。
家庭で熱形成する方法はいくつか考えられますが「インナーブーツを熱湯で温める」方法をためしてみました。結果は大成功でした!しびれるほど痛かったかかとが嘘のように、やさしく包み込んでくれています。
手順をかんたんにまとめると、下記の①~④になります。
①インナーブーツを熱湯に20分漬けこむ。
②広げたい部分にパッドを貼ってから靴下をはく。
③温めたインナーブーツを素早くセットしてブーツをはく。
④しばらく歩き回りながら、冷めるのを待つ。
もう100円ショップの「底まめ保護パッド」を使う必要はありません!
お湯を使うだけで熱形成できましたので、記事にまとめてみました。
実際に熱形成をする場合は火傷に気を付けて、自己責任でトライしましょう。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
インナーブーツを熱形成する4つの方法
まずはインナーブーツを熱形成する方法を考えてみました。
その①:ショップに持ち込んで、熱形成してもらう
これが一番手っ取り早いですね。
しかし購入したショップでも、3年も経過した持ち込みは料金が発生しそうですね・・・
よくよく考えると購入した時の熱形成で足にパッドを貼らなかったので、再度熱形成しても同じ結果でかかとが痛くなる可能性が高いです。
その②:ヒートガンをつかって、インナーブーツを温める
アルミテープを貼った段ボール箱とヒートガンで簡易的なオーブンを作って、インナーブーツを温める作戦です。
なかなか本格的で、ショップの熱形成と同じように焼けそうですね。
ヒートガンや温度計などを購入する必要がありますし、温度管理が難しそうです。
その③:キッチンのオーブンで、インナーブーツを焼く
ネットで調べてみると、キッチンのオーブンでインナーブーツを焼くという猛者がいるようです。焼くといっても直火ではなく、オーブンの熱風をあてるのでヒートガンを使った方法と同じ原理ですね。
温度調節もできますが、料理用のオーブンにブーツを入れるという発送がスゴイ!
奥さんにバレたらどうなるんですかね・・・
その④:熱湯を注いで、インナーブーツを温める
上記①②③にくらべてお手軽な方法です。ブーツにビニール袋を入れて、その中に熱湯を注ぐだけです。水は100℃以上にならないので、ヒートガンのように温度管理も必要ないしブーツを傷める心配もないです。そのかわりお湯が冷めてしまうと、インナーブーツを十分に温められない可能性がありますね。
検討した「結果「その④:熱湯を注いで、インナーブーツを温める」を試してみます。
熱湯でインナーブーツを熱形成する方法
沸騰したお湯をインナーブーツに注いで、冷めないように保温する工夫が必要です。
保温効果の高い発泡スチロール箱を使うことにしました。
長さと幅はインナーブーツが入る大きさですが、高さが足りませんね・・・
調べてみると、意外にも発泡スチロール箱は値段が高いですね!!
インナーブーツが入る高さの発泡スチロール箱は2000円以上するとは驚きです。
仕方ないので小さい発泡スチロール箱を使って、すき間はアルミ製の保温シートをかぶせることにしました。
インナーブーツをお湯に漬け込むと濡れてしまうので、防水にはビニール袋を使います。
「やかん」と「お鍋」で、お湯を沸かします。
お湯が沸くまでの間に、足にパッドを貼り付けます。
つま先にエアキャップを巻いて、クラフトテープを貼り付けます。
かかとが痛くなる部分に、すき間テープを貼り付けます。
かかとに貼り付けた「すき間テープ」がズレないように、クラフトテープで固定します。
スノーボードでつかう靴下をはいて、準備完了です。
ではお湯が沸いたので、インナーブーツをお湯に漬け込みましょう。
インナーブーツの中だけでなく、外側もお湯に漬け込むのでビニール袋3枚を使います。
①左右のインナーブーツをビニール袋に入れてから、発泡スチロール箱に入れます。
②左右のインナーブーツの中に、ビニール袋を入れます。
③左右のインナーブーツの中のビニール袋に、熱湯を注ぎます。
④発泡スチロール箱の中にに、熱湯を注ぎます。
インナーブーツの外側も温めたいので、熱湯を注ぎます。
⑤インナーブーツの上に、発泡スチロール箱のふたを載せます。
⑥インナーブーツを温めている発泡スチロール箱を、アルミ保温シートでつつみます。
熱湯に漬け込んだ状態で、約20分放置します。
テストではビニール袋は沸騰したお湯に使えましたが、本当に大丈夫でしょうか・・・
そして約20分経過しました。
アルミ保温シートの保温力で、インナーブーツは熱々の状態です!
インナーブーツの中に入れた、ビニール袋を取り出します
ビニール袋に注いだお湯は、熱々の熱湯です。
ここからはインナーブーツが冷めないように、スピード重視で行動します。
インナーブーツにインソールを入れて、急いでブーツをはきます。
軽くヒモをしめてから約20分くらい歩き回って、ブーツが冷めるのを待ちます。
歩き回りながら約20分経過しました。
インナーブーツのかかとの部分は広がったのでしょうか?
足に貼り付けたエアキャップや隙間シートをはずして、ブーツに足を入れてみました。
気になる履き心地は・・・かかとの部分が広がったらしく、痛くありません!
これならいくらでも履いていられます!
つま先もエアキャップで少し広がったせいか、程よく自由に動くようになりました。
ブーツのかかとの部分について、熱湯を使って熱形成する前と後を比較してみましょう。
beforeが熱形成前の写真で、afterが熱形成後の写真です。
光や少し角度が違っていますが、熱形成後の方が少し広がっているように見えますね。
早速このブーツで、スノーボードを楽しんでみました。
結果は大成功で、1日滑っていても足は痛くなりませんでした!
今までは1時間もしないうちに。かかとが痛くて苦しんでいました。
熱湯による熱形成をしたら、かかとが広がって快適なブーツに生まれ変わりました!
まとめ
今回は、スノーボードのブーツを熱湯で再形成する手順を紹介しました。
ブーツを履いているとかかとが痛く乗るので悩んでいましたが、熱で再形成できるタイプのブーツだったのでなおすことができました。
約100℃くらいで温めるようですが、熱湯でも再形成ができました。
発泡スチロール箱とアルミ保温シートで保温対策をしましたが、
実際には漬けこんだお湯の温度は80~90℃くらいだと思います。
ヒートガンやキッチンのオーブンよりは低い温度でしたが約20分、熱湯に漬けこむことにより再形成できました。
やかんやお鍋はどの家庭にもあると思うので、手軽にチャレンジできます。
この記事を参考にする人は、火傷に気を付けてトライしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。