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ぬるいお湯しか出ない!給湯器の故障はさっさとサービスに見てもらった方がいい理由

最近、家のものがよく故障します。
先日は換気扇が故障してDIY修理できたと思ったら、今度は給湯器が故障したようです。
キッチンやシャワーでお湯を出してもリモコン画面にエラー表示されることはなくて、
「ぬるいお湯しか出てこない」という症状です。
ぬるいお湯というのは具体的には24~25℃くらいの温度でした。
このくらいの温度なら洗顔、歯磨きなら耐えられる温度です。

耐えている間にDIY修理を試みて給湯器のカバーを開けてみましたが、
基盤やら配線やら排管が本格的に詰まっていまして、正直に手に負えないレベルでした。
結局はメーカーのサービスに電話してサービスマンに来てもらい、部品交換で給湯器は復活しました!この交換した部品がサービスの倉庫に残っていたラスト1個だったのです。
DIY修理で何日もからかっていたら、部品の在庫がなくなっていたかもしれないのです。
というわけで今回は「給湯器の故障は、部品の在庫があるうちにさっさとサービスに見てもらった方がいい」という記事です。

ちなみに、今回の給湯器の詳細情報はこちらになります。

給湯器のメーカー ノーリツ
給湯器の型番 OTQ-403SAY
給湯器の燃料 灯油
稼働年数 約19年

給湯器の故障はさっさとサービスに見てもらった方がいい理由

・サービスマンに直接に直接症状を伝える事が重要

手に負えないのでメーカーのサービスに電話したところ、女性の方が対応してくれました。
特に故障の症状は聞かれず、給湯器の型番を聞かれて修理の予約を受け付けてくれました。
訪問当日の朝にサービスマンから訪問時間が電話されてくるので、この電話で症状を伝えることにします。
実はこの「サービスマンに直接症状を伝える」という事が大きなポイントでした。
サービスマンは毎日の業務で給湯器の故障に対応しているので、電話で直接症状を伝えたことにより故障原因を予想して部品を探して持ってきてくれたのです。

・古い給湯器ほど部品の在庫がなくなる

給湯器は稼働時間が長くて、10年、20年以上も故障しなければ平気で動くと思います。
しかし、給湯器の部品は10年くらいで生産中止になってしまいます。
生産中止になってしまうと、在庫として保管されている部品しか使えません。
故障した部品を交換できなければ、もはや給湯器を交換するしか手段はありません。
故障した部品は「水比例弁」と「サーボモーター」でした。
この2つの部品を交換して給湯器からお湯が出るようになったのですが、倉庫の在庫は最後の1個だったそうです。
我が家の故障した給湯器は「ノーリツ製:OTQ-403SAY」で約19年間動いてたので部品も残り少ないのでしょう。早めに連絡して部品が確保できてよかったです。

・実際にサービスマンの作業を見て診断や修理の方法がわかる

サービスマンが実際に故障診断や給湯器を分解して修理しますので、その手際の良さやコツなどを見ることができます。給湯器のリモコンを使ってセンサーの状態を確認する方法は、次回の故障時に役立てます。
また、DIY修理を試みたときは給湯器のケースを開けてあまりの複雑さに愕然としましたが、さすがプロの方は手際よく分解して部品を交換していました。

サービスマンに直接に直接症状を伝える事が重要
→原因を想定して交換する部品を持ってきてくれる

古い給湯器ほど部品の在庫がなくなる
→部品が無ければ修理できません。給湯器の買い替えはかなりの出費に・・

実際にサービスマンの作業を見て診断や修理の方法がわかる
→故障診断方法を見学して、次回の故障に備えることができる

 

給湯器故障の経緯

ここで、我が家の給湯器の故障の経緯を書きますね。

故障前日:
何の問題もなくお湯張りしてお風呂も入れて、キッチンの片付けの時も問題なくお湯が出ていました。

故障当日朝:
朝起きて給湯器のリモコン電源ON。洗顔しようとお湯を出しましたが、いつまでたってもぬるいまま。ずーっと手を当てていると微妙に温かくなるような気がしますが、ぬるい温度のままです。リモコンを見ると燃焼マークは表示されているが熱くならずに、エラー表示も出ていません。キッチンだけでなく洗面所お風呂場と、給湯器からのお湯が全てぬるいままです。

故障当日夜:
やはりお湯はぬるいままです。試しに「お風呂のお湯張り」ボタンを押してみると、
お風呂に少しのお湯がたまった後に、リモコンにエラー162を表示してお湯張りが止まってしまいました。

エラー162を表示した給湯器のリモコンの写真お湯はりでエラー162を表示

⇒サービスマンの説明により、お風呂用に出したお湯の温度が異常な温度だったので停止したと判明!

お風呂に水を入れて「追い炊き」を試そうと思いましたが、追い炊きができなかった時の水の処理に迷ったので断念しました。
⇒サービスマンの説明により、追い炊きなら問題なくできたことが判明!!
(試せばよかった・・)

故障翌日:
給湯器のコンセントを抜きさしして、電源リセットしてみました。結果として症状変わらず(ぬるいまま)でしたが、コンセントをさしたときに「ギギギ、ガガガ」と音がしました。
⇒サービスマンの説明により、水比例弁が故障して動けなかった異音だったことが判明!

給湯器のカバーを開けて内部の複雑さに愕然とする。ふと外したカバーを見ると銀色の袋の中にメンテナンス用の説明書を発見!よーく読んでみると、お風呂場のリモコンで給湯器の水温センサーの温度をモニター表示できるらしいので試してみました。

モニター番号 意味 温度
31 給湯器に入る水の温度 12℃
32 給湯器から出るお湯の温度 24℃

給湯器が動作して燃焼マークがついているのに、出てくるお湯の温度は24℃ということですね。つまり、お湯を作っているのに適温にするための水を加えすぎてぬるくなっているようです。この「加える水を調節する部品」が壊れてしまったと想定しました。

前日夜まで普通に使えていて、翌日の朝には壊れていたという事です。
故障して翌日には部品の故障だろうということで、メーカーのサービスに電話しました。

 

サービスマンによる給湯器の修理

当日朝の電話で症状を詳しく説明したので、サービスマンの方も部品を準備してきてくれました。せっかくのチャンスなので、サービスマンによる給湯器の修理内容も見ました。

(1).お風呂場リモコンで水温センサーの確認

さすがプロですね。モニター番号33で、給湯器で沸かしたお湯の温度も調べていました。

モニター番号 意味 温度
31 給湯器に入る水の温度 12℃
32 給湯器から出るお湯の温度 24℃
33 給湯器で沸かしたお湯の温度 65℃

これにより給湯器で65℃のお湯を沸かしても、水を入れ過ぎて24℃まで下がってしまうのでお湯がぬるいという事がわかりました。この水を入れる部品が「水比例弁」と「サーボモーター」なので、この2つを交換すれば直りそうです。
水比例弁の交換だけでも直りそうですが、この2つの部品は1対になっているので水比例弁だけの交換ではダメという説明を受けました。

(2).給湯器のカバーを外して電源OFF

まずは給湯器の正面カバーを外します。その後、左上の黒色のブレーカーをOFFして電源OFFします。

給湯器の正面カバーを外した写真給湯器の上カバーを外します

(3).給湯器の上カバーと基盤を外します

給湯器の上カバーを外します。手前の基盤も外します。

給湯器の上カバーを外した写真給湯器の上カバーを外します

(4).部品を交換します

左手に見えるのが「水比例弁」と「サーボモーター」です。

給湯器内部の故障した水比例弁とサーボモーターを撮影した写真給湯器内部の故障した水比例弁とサーボモーター

水の排管に接続されているので排管を外します。
写真はありませんが配管と部品は金属のストッパーで固定されているだけなので、
ストッパーを外せば簡単に「水比例弁」と「サーボモーター」は外せます。
排管にはピンク色のOリングが付いており、これで接合部の防水をしているようです。
このOリングも経年劣化でダメになっているので交換してくれました。

取り外した「水比例弁」と「サーボモーター」の写真です。

取り外した水比例弁を撮影した写真取り外した水比例弁
取り外したサーボモーターを撮影した写真取り外したサーボモーター

新しい「水比例弁」と「サーボモーター」に交換されました。

給湯器内部の交換した水比例弁とサーボモーターを撮影した写真給湯器内部の交換した水比例弁とサーボモーター

(5).バーナー部分の清掃をします

メンテナンスという意味で、バーナー部分を清掃してくれました。
給湯器に接続している灯油タンクの栓を閉めてから、バーナー部分を取り外します。

給湯器内部のバーナー部分を取り外した写真給湯器内部のバーナー部分を取り外した写真

 

バーナー部分を撮影した写真バーナー部分です

真ん中のノズルから圧縮した灯油を噴き出して、右側のツメから点火して燃焼させるようです。このノズルの先はウエスなどで拭いてはダメだそうです。ノズルの先にクリーナーをスプレーして、周りの部分だけウエスで拭いていました。約19年使用している割にはキレイな状態らしいです。

(6).バーナー部分を元に戻して試運転

バーナー部分を元に戻してから灯油タンクの栓を開けて、試運転しました。
キッチンのお湯を出してみると・・・・何と全然温かくなりません!
と思ったら、給湯器リモコンの電源ONしていませんでした・・・
給湯器リモコンを電源ONしたら、温かいお湯が出てきました!!

部品交換で修理が確認できたので、給湯器の上カバーと正面カバーを取り付けて作業完了です。「水比例弁」と「サーボモーター」の交換の費用は約3万円でした。
ラスト1個の部品が確保できたので、給湯器が復活しました。

 

まとめ

給湯器の故障は部品の在庫があるうちに、さっさとサービスに見てもらった方がいい理由と、故障の経緯やサービスマンの作業内容を記事にしました。

故障しても直せるものはDIY修理できればいいのですが、給湯器は専門知識が無いと不可能のようです。いたるところにセンサーが設置されていて、給湯器の燃焼を監視しています。
実際に釜の中で火を起こしてお湯を作っていますから、一歩間違えれば家が燃えてしまいますね。

給湯器が故障した場合は既に部品の生産期限が切れていることが多いので、早めにメーカーのサービスに連絡しましょう。そして、サービスマンに症状を詳しく伝えて部品を確保できれば、交換費用だけですみますよ。

それにしても当たり前のようにお湯を使っていますが、給湯器が頑張ってくれているおかげで快適な生活ができるのですね。

 

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