家を建ててから10数年も経つと、いろいろガタが出てきますね・・・
例外なく我が家でも、キッチン換気扇や給湯器が故障しました。
苦戦の末にキッチン換気扇はDIY修理できましたが、今度はお風呂場のドア問題が発生
しました。子供がお風呂に入ると、何故かドアがはずれてしまいます。
中折れタイプのドアなのですが、ドアがレールからはずれてしまうのです。
そんなに力強く開けるなよ思っていたのですが、実際にはドア下の部品(下戸車)が壊れていました。見た目ではレールをスライドする部分に問題はありません。
しかしドア内部の部分が壊れていて、しっかりとレールをはさんでいなかったのです。
なので子供がお風呂の中からドアを勢いよく引くと、ドアがスライドする前にレールからはずれていました・・・
とりはずした部品をプラリペアで修理しようかと思ったのですが、無くなってしまった部分が多くて無理っぽいです。
10数年前の部品なんて売っていないと思いましたが、なんとAmazonで売っていました。
結果としてこの部品を取り寄せて交換することで、お風呂場のドアをDIY修理できました!
この記事では、ドア下の部品(下戸車)を交換手順とコツを紹介します。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
中折れタイプのドアが開閉するしくみ
中折れタイプのドアは、真ん中が「への字」に折れることでドアが開きます。
つまりお風呂場の外からは、ドアの中心を押すことでドアが開きます。
お風呂場の内からは、ドアの中心を引くことでドアが開きます。
中折れタイプのドアは、スライドする側がレールを移動することによって開閉します。
お風呂場のドアがはずれる原因
我が家のお風呂場ですが、TOTO製のシステムバスを使っています。
さて次に、我が家のお風呂場のドアがはずれた状態を見てみましょう。
去年の秋くらいからお風呂場のドアがはずれるようになりました。
はずれてもドア上下の部品をレールにはさめば直りますが、最近は頻度が上がっています!
見事にドアの上下がはがれたので、ドア下の部品を調べてみました。
すると・・・スライドする側の部品は、ドア内部の部分がこわれていました!
この部品は「下戸車」という名称です。
さらに壁側の動かない方の部品も見てみると・・・やっぱりドア内部の部分がこわれていました!
なんとお風呂場のドアの下側の部品は、両方ともこわれていることが判明しました!
こわれた部品を見てみると、どちらもスプリングがついています。
このスプリングでドア下のレールを押すことにより、ドアを固定していたのでしょう。
こわれてしまったのでスプリングが利かなくなったのでレールに固定できずに、ちょっとした力ではずれてしまうようですね。
どうやって修理しましょうか?プラリペアで・・・・ちょっと現実的ではないですね。
10数年前の中折れドアの部品が売っていればいいのですが・・・
と思ったら、何とAmazonで売っていました!
※こちらは中折れドアのスライドする方の部品です。
※こちらは中折れドアの固定する方の部品です。
こわれた下戸車を交換する方法
Amazonで注文した商品が届きました。
さっそく開封して、実際に使えるか見てみましょう。
形もサイズも同じなので使えそうです!ただしツメの位置が逆になっています。
スライドする方の下戸車もサイズは同じです。でもやはりツメの位置が逆になっています。
新しい部品はスプリングが効いています!しっかりとレールをはさんでくれるでしょう。
2種類とも下戸車の形やサイズは同じなので交換できそうです!
ツメの位置が逆なのが気になりますが、とりあえず交換してみましょう。
ところが、なぜかドアの穴に下戸車が入りません・・・
壁側の固定の方に、固定タイプの下戸車が入らないのです!
ダメだったか?とあせりました。
とりあえず反対側のスライドタイプの下戸車を試してみると・・・差し込めます!
なるほど。先ほどの古い部品との比較で、ツメの位置が逆だった理由が分かりました。
ドアの穴の形状は2種類で、下戸車のケースの形状も2種類あるんですね。
我が家のお風呂場の2種類ドア穴は、Amazonで購入した2種類の下戸車と逆になっていたのです。なので、2種類の下戸車のケースを交換すればOKということです。
下戸車のケースをはずすのは簡単です。ツメを押してロックを解除して引き抜くだけです。
2種類の下戸車のケースをはずしてから、交換してとりつけます。
これで壊れた古い部品と2種類の下戸車のツメが、同じ位置になりました。
ドア下の部品は「スライドする方の部品」と「壁側の固定する方の部品」の2種類あります。両方こわれたので2種類購入しましたが、購入する場合は両方購入することを強くおススメします。
今回のようにドアに取り付けられない場合は部品のケースを交換すればOKなので、2種類とも購入したほうがいいです。
では、気を取り直して下戸車をドアに取り付けましょう。
下戸車のケースを交換したので、すんなりとドアの穴に差し込めます。
ドアの両側に下戸車を取り付けました!
ドアの上側の部品(上戸車)をレールに合わせてから、下側の部品(下戸車)をレールに差し込みます。ドア下の部品(下戸車)を交換して、お風呂場のドアが復活しました!!
ドアを開けるとスライド側の下戸車がレールに沿って軽快に動いています。
見た目は変わっていませんが、お風呂場のドアのDIY修理が完了しました!
まとめ
今回は、こわれたお風呂場のドアの直し方を紹介しました。
10数年前のTOTO製の中折れドアでしたが、部品(下戸車)が手に入って良かったです。
もしかしたら規格が昔から変わっていないのかもしれません。
実際に下戸車を交換してみて、形状が2種類あることが分かりました。
ドアが左右どちらに開くかによって、下戸車のケースの形状が変わってきます。
我が家のお風呂場のドアは正面から見て右側がスライドするタイプでしたが、
2種類の下戸車のケースを交換する必要がありました。
もし1種類だけ購入していたら交換できないので、取り付けられなかったことになります。この記事を参考にしてトライする人は、2種類の部品(下戸車)を購入することをおススメします。
そして意外にドアが重いのでケガに気を付けて、自己責任でお願いしますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。