僕が使っているパソコンはWindows10 Home です。
このパソコンにVMware player12をインストールして、昔のパソコン環境を仮想マシンとして運用しています。昔使っていたWindows98や、WindowsXPの環境が残っています。
(たまに起動すると懐かしさに包まれますね)
さて、Windows10のアップデートが来たのでいつものように更新をすると、「VMware Playerのアンインストールが必要」と表示されています。
Windows10バージョン2004は、VMware player12と互換性が無いようです・・・
何故?バージョン2004に上げることで互換性がなくなったから削除してね、とは一方的な気もしますが、このままアップデートしないで使い続けるのもよくないです。
この記事では、Windows10 2004のアップデートでVMware player12の削除と、最新のVMware player16のインストール手順を紹介します。
1.Windows10バージョン2004のアップデート
Windows Updateを行う前に、VMware Player12の仮想マシンのvmxファイルをバックアップしておきましょう。
Windows UpdateでVMware Player12はアンインストールされても、後述のように仮想マシンのvmxファイルは削除されませんが一応、念のためです。
(僕はバックアップし忘れてWindows Updateをしてしまったので、もし消えていたら激しく後悔していたと思います)
「スタート」-「設定」-「更新とセキュリティ」のWindows Updateでバージョン2004の更新を開始します。
しばらくすると、VMware Playerのアンインストールが必要だと表示されます。
このまま「戻る」ボタンを押すと、バージョン2004のアップデートが中断されます。
「アンインストール」をクリックして、アンインストールしますか?「はい」をクリックします。
バージョン2004の更新は結構長いです。
しばらく放っておいたらアップデートが終了していました。画面の色が変わっていて、ちょっと驚いてしまいました・・・
アップデートが終わったので確認してみると、デスクトップにあったVMwarePlayer12のアイコンが消えていました。当たり前ですが、本当に削除されたんですね。
でも、実際の仮想マシンのvmxファイルは、消えずに残っています。
これが消えていたら仮想マシンのOSからインストールしなおしになるので、残っていてよかったです。
2.VMware Player16のインストーラーをダウンロードする。
VMware Player12のインストーラーは前回ダウンロードしたものが残っていましたが、
せっかくインストールするので最新のVMware Player16をインストールすることにしました。
VMwareのホームページからVMware Player16のインストーラーをダウンロードします。
↓↓↓
https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player.html
上記URLにアクセスして、右上の「今すぐダウンロード」をクリックする。
Windowsパソコンにインストールするので、
「VMware Workstation 16.1.0 Player for Windows 64-bit Operating Systems」をダウンロードします。
3.Windows10バージョン2004にVMware Player16をインストールする
先ほどダウンロードしたVMware Player16のインストーラーを実行して、「次へ」をクリックします。
「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
拡張キーボードドライバは必要ないのでチェックしません。「次へ」をクリックします。
「VMwareカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加します」にチェックを入れるとVMwareに色々送信されるのでチェックを外しました。「次へ」をクリックします。
ショートカットはお好みでチェックしてください。「次へ」をクリックします。
インストールの準備ができましたので、「インストール」をクリックします。
インストール中です。しばらく待ちましょう。
VMware Player16のインストールが完了しました。「完了」をクリックします。
4.VMware Player16が正常に動くか確かめてみる
さて無事にインストールが終了したので、動作確認してみます。
デスクトップのショートカットをダブルクリックすると、初回起動時のダイアログが表示されます。正確な名称は、VMware Player16ではなくてVMware Workstation 16 Playerなのですね。
VMware Player16は非営利目的なら無償で使用できるので、「非営利目的でVMware Workstation 16 Playerを無償で使用する」をチェックして、「続行」をクリックします。
「完了」をクリックします。
「完了」をクリックしたら、VMware Workstation 16 Playeのホーム画面が表示されます。初回のみ起動すると「ソフトウェアの更新」ダイアログが表示されますが、
個人使用では無償版で十分なので「このバージョンをスキップ」をクリックします。
VMware Player16のホーム画面が表示されます。
左側に仮想マシンの一覧が表示されますが、VMware Player12で使用していた仮想マシンも表示されています。仮想マシンの追加が必要かと思っていましたが、設定が引き継がれているようです。便利ですね。
さて、仮想マシンが無事に起動できるか試してみます。
仮想マシンのWindowsXPを起動してみました。正常に起動できました。
さわやかな草原に、どこまでも広がる青空のデスクトップが懐かしいですね。
感慨につつまれていると、ふとポップアップが表示されました。
VMware Toolsが古いらしく、インストールが必要のようです。
VMware Player12の時にインストール済みだったのですが、VMware Player16にアップしたことにより、VMware Toolsが古くなってしまったようです。「Toolの更新」をクリックします。
VMware Toolsのセットアップが表示されるので、「次へ」をクリックします。
「変更」をチェックして、「次へ」をクリックします。
カスタムセットアップは特に変更せずに、「次へ」をクリックしました。
変更準備が完了したので、「変更」をクリックします。
VMware Toolsのセットアップが終了したので、「完了」をクリックします。
無事にVMware Toolsの更新も終わり、懐かしいWindowsXPのデスクトップに戻ってきました。さて、この仮想マシンを使うことはめったにないものの、たまに使いたくなる時があります。それは、昔の古いゲーム(特に信長の野望シリーズ)を遊びたくなった時です。
天翔記、烈風伝、天下創世等の古い名作はたまに遊びたくなるのですが、Windows10では起動できないのです。何故か「管理者権限のある正しいログインでもう一度試して下さい」とゲームが起動しません。
ネットで調べてみると、コピーガード用のSafeDiskというものがWindows10には入っていないので、ゲーム起動時にCD-ROM/DVD-ROMのチェックでエラーになってしまうというものです。回避策があるようですが手順が面倒なので、仮想マシンのWindowsXPにインストールしたのです。
特に去年の大河ドラマ「麒麟がくる」の長谷川光秀のかっこよさに魅せられたのか、仮想マシンのWindowsXPを起動する機会が増えましたね。
では起動確認のついでに、天翔記のシナリオ「本能寺の変」を見てみましょう。
まさに織田家が各地に勢力を広げている状態ですね。
家臣も有名な武将が大勢いますね。
次に、烈風伝のシナリオ「本能寺の変」を見てみましょう。
畿内は完全に織田家の支配下となっています。
家臣ですが、福島正則、加藤清正といった秀吉の側近の戦闘力が高い傾向にありますね。
では最後に、天下創世のシナリオ「本能寺の変」です。
本能寺の変で信長が討たれた後の状態からスタートしますので、明智家を選んでみました。
今までは明智家を選んだことが無かったですね。
大河ドラマ「麒麟がくる」が終わった今、この明智家でプレイできることが何となくうれしいですね。果たしてクリアできるのか?
気になる明智家の武将ですが、何と細川藤孝、忠興親子が家臣となっていました!!
「麒麟がくる」では明智家の味方になってくれませんでしたが、天下創世では味方なのです。これで希望が持てますね!光秀で天下を平定して、麒麟を呼んでみたいものですね。
3本の名作(だと僕が思っている)ゲームを紹介しましたが、各ゲームの武将グラフィックスは変更してあるので、オリジナルとは異なっています。
ちなみに、仮想マシンのWindowsXPでゲーム起動すると、ゲームの音楽がスピーカーが割れたような音になってしまいます・・・
せっかくの名作なので音楽とともに楽しみたいですよね。
回避策として「Windows Media Player」を起動させた状態でゲームを起動すると、正常に音楽が聞こえます。いまいち納得できませんが、一応の回避策です。
信長の野望シリーズの「天翔記、烈風伝、天下創世」を、仮想マシンのWindowsXPで
プレイしてみました。古いゲームですが、かなり面白いですね!
このゲームがWindows10で起動できないとは残念です・・・
と思ったら、Steamでプレイできるようです!Steamクライアントがインストールされているパソコンでしたら、懐かしの名作を楽しめますよ。
「信長の野望:天詳記」です
「信長の野望:烈風伝」です
「信長の野望:天下創世」です
5.まとめ
今回は、Windows10 2004のアップデートの為にVMware Player12をアンインストールしてから、最新のVMware Player16をインストールする手順を紹介しました。
VMware Player12の時は仮想マシンを使っていると、たまにロックがかかってしまい
仮想マシンが再起動できなくなる場合があって困っていました。
ところがVMware Playerを最新にしたら、この現象が今のところ発生していません。
VMware Player12をインストールした当時はWindows10と互換性があったのが、
Windows10のアップデートをしていくうちに互換性がなくなったといことです。
VMware Player16にしたことにより、互換性が取れて動作が安定したようです。
これで安心して、仮想マシンを起動できますね。
ちなみに大切な家庭内Wi-Fi環境を、来客用に提供する場合にはどうしていますか?
安心してお客さんにインターネットを使ってもらうには、次の記事を参考にしてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。