我が家では主力のゲーム機である初期型PS4は、横置きで使っています。
この初期型PS4が、最近調子悪くなってきました。
「ピピピ」という謎の警告音とともに、ゲームのディスクがイジェクトされるのです。
マインクラフトや信長の野望はディスク版を購入したのですが、
ゲームのプレイ中でも、おかまいなしにディスクが排出されます・・・
どうやらネットで調べてみると「イジェクトバグ」と呼ばれる不具合らしいです。
初期型PS4の電源ボタンとイジェクトボタンは、押すタイプのボタンではありません。
ボタン部分に触れると、人体の静電気に反応して電源ONしたりディスクが排出されます。
この「人体の静電気に反応」といった部分の誤動作が原因のようです。
SONYさんも初期型PS4(CUH-1000シリーズ)に、お洒落なボタンを採用しましたねぇ。
しかしスリムタイプのPS4(CUH-2000シリーズ)では、ポチっと押すタイプのボタンに変更されているとは・・・
イジェクトボタンの修理となると、時間もお金もかかりそうですね。
しかし我が家のPS4は簡単に〇〇するだけで、イジェクトバグが直りました。
それは「横置き→縦置き」にするだけでした!
どうやら、イジェクトボタンの裏にすべり止めのゴムがついているのですが、
このゴムがラックの床面に触れているとダメなようでした。
我が家での対処方法ですが、記事にまとめてみました。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
初期型PS4のイジェクトバグとは?
初期型PS4でディスク版のゲームをプレイしている最中に「ピピピ」という警告音と共に、勝手にディスクが出てくる不具合のことです。
その時点でプレイ中のゲームが中断してしまうという、致命的な不具合です。
たとえばこんな感じです。ディスク版のゲームをプレイしています。
「ピピピ」という警告音とともに、何故かディスクがイジェクトされます(出てきます)。
フォートナイトのようなディスクレスのオンラインゲームはプレイできますが、
「ピピピ」という警告音とイジェクトしようとするモーター音が気になります。
・ディスク版のゲームは、プレイできなくなります。
・ディスクレスのゲームはプレイできますが、警告音が気になります。
・PS4の電源OFFしていても、なぜか警告音がする時があります。
・不具合発生時は、ディスクを入れようとしても入りません。
(PS4がディスクをイジェクトしようと、がんばっているからです)
横置きのPS4を縦置きにかえてみた
ネットで「イジェクトバグ」を調べてみると、けっこう悩んでいる人がいますね。
対処方法は「PS4を縦置きにしてみる」とか「静電気除去ブラシでこする」など・・・
本当にこれで直るの?と思ってしまいました。まぁ確かにPS4は縦置きできますし、友達の家では縦置きで使っていたのでトライしてみましょう。
とりあえずPS4の電源をOFFします。ラックから引き出して縦置きにしました。
スタンドが無いのでイマイチ不安定ですが、PS4を電源ONしてみます。
すると・・・「ピピピ」の警告音とイジェクトしようとするモーター音がしません!
PS4のメニューが表示されるより早く「ピピピ」と警告されることもあるのに・・・
こ、これは期待できます。ディスクを入れてみましょう・・・
ディスクを入れても出てきません。PS4を縦置きしたらイジェクトバグが直りました!
ではゲームをプレイしてみましょう・・・やはりディスクはイジェクトされません!
信じられませんが、PS4を縦置きにしたらイジェクトバグが直ったのです。
ええ。PS4を縦置きにすればOK~なんて納得できませんね。
ちょっとPS4の裏側を見てみましょう。イジェクトボタンの下側にはゴムがついています。
すべり止めのゴムでしょうか?
横置きにしたPS4は、このゴムがラックの床面に触れていることになりますね。
初期型PS4の電源ボタンとイジェクトボタンは、人体の静電気に反応するタイプです。
「このゴムにホコリがついたことにより、静電気が通電でイジェクトボタンが誤動作した」
「PS4を縦置きしたことにより、ゴムどこにも触れないから誤動作が直った」
このように考えられそうですね。
しかしPS4を縦置きにすると、とても不安定で倒れそうですね・・・
縦置きで使うのであれば、縦置き用のスタンドを使えば安心です。
台座を作って乗せれば横置きできました
イジェクトボタンの下のゴムについたホコリからの通電が原因だとしたら、
初期型PS4を横置きで使えないことになりますね・・・
我が家ではテレビとPS4の位置的に、PS4を縦置きで使いにくいのです。
そこで考えたのが「PS4を台座の上に乗せてゴムを床面に接地させない」作戦です。
ゴムが床面に触れない程度にPS4を持ち上げれば大丈夫ですね。
イジェクトボタンの下のゴムの高さは約2mmでした。
なので、約5mmぐらいの薄い台座を作ればOKです。
材質は・・・金属は通電するのでダメです。木材は通電しませんが振動が心配です。
と考えていくと、電気を通さず防振もOKなゴム製がベストですね。
そこで、厚さ約5mmのプレーンゴムシートを使うことにしました。
大きさは約「縦7cm x 横2cm」で4本作って、PS4の台座として使います。
カッターでゴムシートに切り込みを入れます。
カッターで入れた切り込みに沿って、ハサミでゴムシートを切っていきます。
PS4を乗せるゴムシート製の台座が完成しました。
この台座をラックの床面に置いて、その上にPS4を乗せるイメージです。
ラックにゴム製の台座を置いて、その上にPS4を乗せます。
ラックと台座とPS4が黒色なのもありますが、違和感なく乗せられました。
早速ゲームをプレイしてみましょう。今度は「信長の野望:創造」でためしてみます。
おおっ。横置きのPS4でもゴム製の台座の上に乗せれば、イジェクトバグを回避できます!
まとめ
今回は初期型PS4で勝手にディスクはイジェクトされる「イジェクトバグ」の回避方法を紹介しました。我が家ではPS4を「横置き」で使っていたので、「縦置き」もしくは「台座に乗せる」方法が効果的でした。
そもそもの原因は物理的なボタンではなく、さわるだけで操作できるボタンにしたことだと思います。しかし、PS4の物理的なボタンの交換は個人レベルでは不可能です。
そこでイジェクトバグを回避する方法路をいろいろ試してみました。
「縦置き」はお手軽にためせる方法です。ふだん「横置き」で使っている人は、まずこれをためしてみましょう。
スペース的に横置きで使いたい人は、「台座に乗せる」方法がおススメです。
どちらもPS4を壊すおそれはありませんが「縦置き」にする人はPS4の転倒に気をつけましょう。この場合には、スタンドを使うと安心ですよ。
イジェクトバグではなくて本当にイジェクトボタンが故障した場合は・・・DIY修理は難しいですね。この場合は、思い切ってPS5を購入するという手もありますね。
この記事を参考にする場合は、自己責任でトライしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。