我が家の主力のゲーム機は、任天堂Switchと初期型PS4です。
初期型PS4は、謎のイジェクトバグに悩まされましたが回避できました。
この初期型PS4は僕が中古で買ったのですが、ずっと子供達に占有されています。
特に下の子が成長したからですかね。フォートナイトを兄弟でプレイしています。
このゲームはオンラインゲームなので、SwitchやPS4といったゲーム機の種類に関係なく遊べます。
見た目の画質では、SwitchよりもPS4の方がキレイに見えますね。
まぁプレイしている子供達は、そこまで画質は気にならないようです。
しかし、初期型PS4の通信速度の遅さは毎回文句を言われています。
ゲーム開始時にアップデートがみつかるとダウンロードが始まります。
これが異常に遅くて、数時間もかかるなんてザラです。
ゲーム始めようとしたけど、アップデート中のまま時間切れなんてことも・・・
Switchの通信速度は早いのですが、初期型PS4の通信速度は遅いのです。
それは接続できるWi-Fiに違いがあるからです。
Switchは5GHzのWi-Fiに接続できますが、初期型PS4は2.4GHzしか接続できません。
これは初期型PS4の仕様なので、どうにもなりません。
薄型PS4とPS4 Proは5GHzのWi-Fiが使えますが、初期型PS4はムリです。
LANケーブルを使えば改善されますが、ルーターとPS4の部屋は離れています・・・
結果としてW-Fi中継器を使うことで、初期型PS4の通信速度を改善できました。
方法ですが、W-Fi中継器を5GHzのWi-Fiに接続します。そして、このWi-Fi中継器と初期型PS4をLANケーブルで接続して通信速度を早く出来ました。
せっかくなので、初期型PS4の通信速度を上げる方法として記事にまとめました。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
Wi-Fiの2.4GHzと5GHzは、転送速度がどのくらい違うのか?
初期型PS4は、ルーターのある部屋とは別の部屋で使っています。
なのでLANケーブルは使わずに、2.4GHzのWi-Fiでネットに接続しています。
これがまぁ遅くて、子供達に不評でした。
僕がつかっていた時は、オンラインゲームをプレイしていませんでした。
なので2.4GHzのWi-Fiでも、それほど不自由だとは感じませんでした。
そこであらためて、2.4GHzのWi-Fiでの転送速度を確認してみました。
結果は・・・転送速度(ダウンロード)が11.2Mbpsという驚きの遅さでした。
今の時代の子供にADSLなんて言っても分かりませんね。
まぁ2.4GHzに接続した初期型PS4の転送速度が遅いことはわかりました。
では、5GHzのWi-Fiが使えるSwitchの転送速度を見てみましょう
おおっ、さすが5GHzのWi-Fiだと転送速度(ダウンロード)が53.5Mbpsでした。
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※任天堂Switchを5GHzのWi-Fiに接続して、接続診断して転送速度(ダウンロード)が53.3Mbpsだった写真。
初期型PS4(2.4GHz)に比べて約5倍のスピードです。
Switchと初期型PS4というゲーム機の違いはありますが、5GHzに比べて2.4GHzのWi-Fiが遅いことがわかりました。
LANケーブルをつかえば転送速度は早くなります
ルーターの置いてある部屋とPS4を使っている部屋が近い場合は、Wi-Fiを使わずにLANケーブルで接続するといいです。
実際にルーターと初期型PS4を、LANケーブルで接続して実力を見てみました。
となりの部屋のルーターから、LANケーブルを引っ張ってきました。
となりの部屋とはいえ実際に引っ張ってみると、かなり長いケーブルが必要でした。
このLANケーブルを、初期型PS4のLANポートに接続します。
LANケーブルを接続してPS4を起動しても、インターネットはWi-Fi接続されるので設定を変更します。PS4のメニューから「システム」-「ネットワーク」-「インターネット接続を設定する」を実行します。
「Wi-Fiを使う」→「LANケーブルを使う」に変更します。
「かんたん」「カスタム」を選べるので、まよわずに「かんたん」を選びます。
インターネット接続を変更できました!ではLANケーブルの実力を見てみましょう。
LANケーブル接続だと、転送速度(ダウンロード)が163.3Mbpsでした!
2.4GHzのWi-Fiとくらべると約15倍、転送速度が早くなりました!
もしLANケーブルを引っ張ってこれるなら、LANケーブル接続で決まりですね。
しかし、ルーターのある部屋とPS4のある部屋は離れていると、LANケーブルの配回しが必要なになりますね・・・
Wi-Fi中継器をつかって、PS4の通信速度を爆速化する方法
LANケーブルを隣の部屋から引っ張ってくるのはムリでした・・・
しかし2,4GHzのWi-Fiしか使えないとなると、LANケーブルを使うしかありません。
そこで考えたのが「Wi-Fi中継器」を使う作戦です。
初期型PS4を使っている部屋にWi-Fi中継器を設置して、ここからLANケーブルを初期型PS4に接続するのです!
うん、これがいいですね。というかこの方法以外ありません。
そこでElecom製のWi-Fi中継器を買ってきました。
サイズは縦:約13cm、横:約9.5cmでした。
コンセントに差し込んでみると、こんな感じです。
「WPS」ボタンを使って簡単にルーターと接続する方法。
Wi-Fi中継器をルーターに接続するには「WPSボタン」を使えば簡単です。
ルーターとWi-Fi中継器をよく見ると、「WPSボタン」がついています。
まずルーターの「WPSボタン」を長押しします。
その後、Wi-Fi中継器の「WPSボタン」を長押しします。
Wi-Fi中継器の「WPSランプ」が点滅します。
「WPSランプ」が消えました。しかし何故か、2.4GHzのWi-Fiに接続されています!
【おすすめ】手動でにルーターと接続する方法。
「WPSボタン」は便利な自動接続ですが、何故か5GHzに接続できませんでした。
僕の場合だけかもしれませんが・・・こんな時は手動で5GHzに接続させましょう。
手順をまとめると次のようになります。
①Wi-Fi中継器をリセットする
②パソコンでWi-Fi中継器のSSIDに接続する
③ルーターの5GHzのWi-Fiに接続させる
では、さっそく初めて見ましょう。
①Wi-Fi中継器をリセットする
「WPSボタン」でルーターに接続してしまったので、Wi-Fi中継器のSSIDは無効になっています。細い棒でWi-Fi中継器のリセットボタンを長押しします。
②パソコンでWi-Fi中継器のSSIDに接続する
パソコンでSSIDを検索すると、Wi-Fi中継器のSSIDが表示されるので接続します。
SSID名とセキュリティキーは、マニュアルに書いてあります。
SSIDに接続したら、ブラウザから「192.168.3.252」に接続します。
ユーザー名とパスワードは、マニュアルに書いてあります。
③ルーターの5GHzのWi-Fiに接続させる
Wi-Fi中継器の管理画面が表示されました。「Wi-Fi」をクリックしましょう。
「Wi-Fi画面」が開いたら「検索」をクリックします。
検索したSSIDが一覧で表示されます。
この中からルーターの5GHzのSSIDを選択して「適用」をクリックします。
5GHzのSSIDの暗号キーを入力して「適用」をクリックします。
Wi-Fi中継器の設定が反映されるまで待ちましょう。
今度こそWi-Fi中継器がルーターの5GHzに接続できました!
では実際にコンセントに取り付けてみましょう。
上下あるコンセントの、下側に取り付けました。
しっかりと、5GHzのWi-Fiに接続できています。
Wi-Fi中継器の底にはLANポートがあります。ここにLANケーブルを接続します。
このLANケーブルを、初期型PS4に接続します。
ではWi-Fi中継器のを使った、初期型PS4の通信速度を見てみましょう・・・
おおっ、Wi-Fi中継器経由ですが、転送速度(ダウンロード)が140.8Mbpsでした!
なんと、5GHzに接続したSwitchよりも転送速度が早くなりました。
フォートナイトのアップデートがあっても、ダウンロードで数時間もかかりません!
ダウンロード時間が短くなったので、すぐにプレイできるようになりました。
まとめ
今回は初期型PS4のインターネット通信速度を早くする方法を紹介しました。
一番お手軽なのは「LANケーブル接続」に変更することですね。
初期型PS4は2.4GHzのWi-Fiしか使えないので、とても効果的です。
しかしルーターを設置した部屋から離れている場合は、LANケーブルの配回しが必要です。
我が家では、LANケーブルをコンパクトに配回せなくて断念しました。
そこで注目したのがWi-Fi中継器です。
5GHzに接続したWi-Fi中継器と初期型PS4をLANケーブルでつなげば、5GHz(のような)通信速度になるのでは?と考えました。
結果は、初期型PS4でも、5GHzの(ような)通信速度を手に入れました。
皆さんも参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。