今年の夏は、沖縄へ旅行に行ってきました。
子供達にとっては、初めての飛行機に乗っての旅行でした。
ハンディカム(HDR-CX700V)のモニターグラつきも修理しであるので、ビデオ撮影しながら沖縄を満喫してきました。
沖縄から帰った後は、撮影した動画のビデオ編集が待っています。
祖父母に孫の楽しむ姿を見てもらうためです。
ところが、パソコンに取り込んだ動画の編集とオーサリング出力は出来たのですが・・・
なぜかブルーレイディスクに書き込めません。
「ドライブでエラーが発生しました」「書き込みエラーが発生しました」という子画面が表示されて、ブルーレイディスクに書き込めないのです!
ディスクに書き込むソフトの原因かと想定して、別のソフトを使っても同じでした。
ということは、ソフトが原因ではなくてハード的な要因かもと考えました。
そこで昔使っていたUSB外付けのブルーレイドライブを使ったところ、正常にブルーレイディスクに書き込めました!パソコンの内蔵ブールーレイドライブの故障のようでした。
最近はスマホで動画を見ていたので、ブルーレイやDVDを作成していませんでした。
しかし沖縄や海外といった遠くの旅行に行った場合には、ブルーレイに記録してテレビで見たいですよね。今回は久しぶりにブルーレイディスクを作ったら、書き込みエラーが頻発して苦戦しました。このエラーの回避方法について、まとめてみました。
記事を書いた人:みっく
・エンジニアとして勤務
・社内のサーバー管理、セキュリティ管理も担当
・DIYと料理が大好き、週末は料理担当
ブルーレイ作成とディスクの書き込み方法
沖縄で撮影した動画を編集して、ブルーレイを作成します。
まずはパソコンに動画を取り込んで、必要な動画ファイルを選定します。
ブルーレイ作成には、ペガシス製の「TMPGEnc Authoring Works 5」を使用しました。
※2023年8月時点では、TMPGEnc Authoring Works 7が販売しております
このソフトは動画のロードや編集、そしてメニュー作成が簡単(直感的)に操作できる便利なソフトです。奥さんと行った海外旅行や子供の成長記録のDVD/ブルーレイをたくさん作成してきましたが、このソフトが一番使い勝手が良かったですね。
さてブルーレイの作成手順ですが、下記の①~③の手順で進めます。
手 順 | 内 容 |
①TMPGEnc Authoring Works 5で 動画の編集やメニューを作成する。 |
字幕やポップアップメニューなどを作成します。 (こだわり甲斐があります) |
②TMPGEnc Authoring Works 5で ブルーレイフォルダを書き出す。 |
ブルーレイは大容量なので、ハードディスク(SSD)の空き容量に要注意です。 |
③ブルーレイフォルダを、 ブルーレイディスクに書き込む。 |
②で保存したフォルダを、実際にブルーレイディスクに書き込みます。 |
①TMPGEnc Authoring Works 5で動画の編集やメニューを作成
ハンディカムの動画やGoProで撮影した動画を取り込みました。
字幕やポップアップメニューなど、じっくり納得いくまで作りこめます。
②TMPGEnc Authoring Works 5でブルーレイフォルダで書き出す
これをブルーレイディスクに書き出します。
直接ディスクに書き込むのではなく、まずはパソコンのフォルダにデータを出力します。
③ブルーレイフォルダをブルーレイディスクに書き込む
ブルーレイフォルダに保存したら、これをブルーレイディスクに書き込みます。
TMPGEnc Authoring Works 5には、ディスクライティングツールがあるので使います。
ディスクラベルを設定して「ディスク書き込み」をクリックします。
このまま放置していればブルーレイディスクに書き込まれます。
お疲れさまでした・・・と思ったら、ドライブでエラーが発生したようです!
「ドライブでエラーが発生しました(00000ea6)」という謎のエラーコードが表示されています。ネットで調べても、謎のエラーコードは見つかりませんでした・・・
別のツールを使って確かめてみる
しかしブルーレイフォルダは出来ているので、ブルーレイディスクに書き込むだけです。
別のソフトを使って書き込めればOKです。
「CDBurnerXP」というフリーソフトを使って書き込んでみます。
すると今回もブルーレイディスクの書き込みに失敗しました!
「書き込みエラーが発生しました」と表示されてしまいます・・・
書き込もうとしたブルーレイディスクを見ると、空っぽのままです。
つまりデータを書き込んでいる際中のエラーではなく、書き込みの前チェックでエラーになっているようです。
ブルーレイフォルダの書き込みに失敗したので、イメージファイルに変換してトライしてみましょう。まずはTMPGEnc Authoring Works 5で「イメージ書き込み」を実行します。
イメージファイルが作成できたら、CDBurnerXPでディスクに書き込んでみます。
何とイメージファイルでも、ブルーレイディスクに書き込めませんでした!
ブルーレイフォルダでもイメージファイルでも、ブルーレイに書き込めませんでした。
ということは・・・パソコンのブルーレイドライブが故障しているのかもしれません!
別のブルーレイドライブを使って書き込みに成功!
いくらブルーレイフォルダに書き出したりイメージファイルを作成しても、ブルーレイディスクに書き込めなければテレビで鑑賞することはできません。
パソコンを奥さんの実家に持ち込むのも考えものですよね・・・
そこでふとWindowsVISTAで動画編集をしていた時の、USB外付けのブルーレイドライブがあることを思い出しました。
がさばるので物置にしまってありました。
久々に見ると巨大なサイズですね・・・カップ麺と大きさを比べてみました。
しかもかなり古いドライブなので、USB3.0ポートに対応していません。
まぁブルーレイディスクに書き込むだけなので気にしません。
こんな古いドライブはもう売っていませんね。
最新型はUSB3.0をサポートしているようです(あまりまえですが)。
では、物置で眠っていたUSB外付けブルーレイドライブを使ってみます。
CDBurberXPで、ドライブをI-O DATA製のブルーレイドライブに設定して「書き込み」をクリックします。
おや?先ほどまでは書き込み開始してすぐにエラーでしたが、今度はいい感じにディスクに書き込んでいるようです。神に祈るような気持ちで待ちます・・・結果は・・・
はい。問題無く正常にブルーレイディスクに書き込めました!!
では早速、ブルーレイディスクを再生してみましょう。
おお~正常にブルーレイディスクが再生されますね♪
ようやく沖縄旅行のブルーレイが完成しました。
原因は、パソコン内蔵のブルーレイドライブが故障していたようです。
ここで試しに、パソコン内蔵のブルーレイドライブで再生してみました。
すると、ブルーレイディスクの再生は出来ました!
意外な結果ですが、故障でブルーレイディスクの書き込みのみ出来なくなったようです。
まとめ
今回はブルーレイ作成で、ディスクの書き込みエラーの回避方法についてまとめました。
パソコン内蔵のブルーレイドライブが故障していたので、USB外付けブルーレイドライブを使って回避しました。まさかブルーレイドライブが故障するとは思いませんでしたね。
昔使っていたWindowsVISTAに内蔵しているDVDドライブは、まだ元気に動いています。
2016年に買ったパソコンなので約7年使っていますが、ブルーレイドライブの寿命は短いようですね。
最近は昔と違ってインターネットのスピードが早いので、もうパソコン内蔵の光学ドライブは不要かもしれません。しかも光学ドライブ無しのパソコンの方が値段が安いです。
USB外付けブルーレイドライブを用意しておけば、パソコンを買い替えてもブルーレイドライブは使いまわせるので経済的かもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。